12 Dec 2021
2021年も残り少なくなりました。クリスマス、お正月とイベントが続き、何かとあわただしい12月。
今回は新年のお正月に、縁起のいい華やかなしめ縄リースをご紹介します。
華やかなしめ縄リースが最近の人気
私の子供の頃は、玄関にはシンプルなしめ縄が飾られていましたが、最近ではしめ縄に縁起のいい飾り物がついたしめ縄リース、それも和モダンといわれる華やかなものが人気です。
土台のリースの色も、飾りも、自分自身のセンス次第でおしゃれな可愛い、はたまた大人っぽい、洋風な、和風な、アンティックぽい、リースができあがります。
しめ縄リースの作り方
今回は土台のしめ縄が、紫、ピンク、朱色の3種類を作ってみました。
[今回の材料]
・土台となるしめ縄
・水引9本
・中心となるドライフラワーや造花などの花材(大きな花、小花、南天などの実もの、ヒバ、稲穂、松など)
・ミニ飾り
・飾り紐
・グルー
・ワイヤー、フローラテープ(緑や茶色)
・ワイヤー切りバザミ、枝切りバザミ、花バザミ
[作り方]
①まずはしめ縄で好みの形付をし、ワイヤーで止めます。
②花材を並べてみてデザインを決めます。
③水引をまとめて形を決めます。
④今回は稲穂のドライフラワーを使用したので、茎にワイヤリングをしてフローラテープを巻きつけ固定します。
⑤しめ縄に飾りを合わせてワイヤーで止めていきます。
⑥固定したいところや花、実ものをグルーで止めていきます。
⑦飾り紐を結び、ワイヤーでフックを付けておくと吊るすときに便利です。
しめ縄はなぜ飾るのでしょう?
日本の習慣としてお正月に玄関に飾っているしめ縄ですが、何となくはっきりとした理由もわからずに飾っていませんか?
しめ縄は、古くから歳神様(としがみさま)を家にお迎えするための目印として飾られてきました。
神社の神様とは異なり、一年の五穀豊じょうと健康を願って神様を家にお迎えするためのもので、魔除けの役割も果たしています。
お正月の飾りとしては、縁起のいいものを取り入れて飾るということで、玄関先にはしめ縄飾り、玄関を入ったところや床の間には、松・竹・梅や万両・万両・南天・菊の花・葉牡丹などが飾られます。
歳神様は元日の朝にやってきて1月15日まで滞在し、どんど焼きが行われる火祭りの炎を送り火としてお帰りになると考えられいるため、1月15日には、しめ縄は外すようにします。
お正月の飾りについては、歴史学者の村上瑞祥先生がサイトで詳しく紹介されているので、ご覧ください。
「正月飾りの意味とは? ご利益を得る門松、注連縄、鏡餅の正しい飾り方」歴史学者・東洋古代思想史研究家 村上瑞祥
2022年のお正月は、玄関先に華やかな、しめ縄リースはいかがでしょう?
外出先から帰ってきたときに、華やかなしめ縄リースが飾られていると、気持ちも上がり楽しい幸せな気持ちになります。
来る新しい年が健康な一年になりますように、五穀豊穣な一年となりますように、皆が幸せな年となりますようにとの願いを込めて、しめ縄リースを飾りませんか。