ベルガモットの基礎知識と効能

~ベルガモット~

学    名:Citrus bergamia
科   名:ミカン科
抽出部位:果皮
種  類:高木
抽出方法:圧搾法
主な成分:酢酸リナリル、リモネン、リナロール
特徴成分:フロクマリン類のベルガプテン、ベルガモテン
作  用:緩和、血液循環促進
適  応:緊張、不安、冷え、ストレス緩和
主 産 地: イタリア、チュニジア、アフリカ

◇オレンジより甘さの少ないややスパイシーな暖かみのある柑橘系の香り。
他の柑橘系のものに比べるとリモネンが少ない。

◇ベルガモットの香りは精神面への作用が大きい。
神経を鎮静し緊張を和らげストレスを緩和。心を落ち着かせ、気分を明るくさせる働きがあります。
◇気持ちが沈み落ち込んだ時にベルガモットの精油を芳香浴に使用すると、気分転換ができ、良い睡眠へと導いてくれます。

◇ベルガモットは、神経性の胃腸の症状など消化器系の働きにもよいとされています。
食欲不振や過食などに働きかけ、食欲調整作用、食欲増進作用、下痢、便秘などの緩下作用に期待できます。
◇抗ウイルス、抗菌作用があり、ニキビ肌や脂性肌への化粧水や、デオドランドにも役立ちます。
◇ラベンダー、カモミール、ティツリー、メリッサ、ーカリの精油などと相性がよくブレンドがおすすめです。
◇ベルガモットは、ディフューザーなどを使用して室内の芳香浴におすすめ。ベルガモット香りがリラックスを促し、よい睡眠へと誘ってくれます。

【注意】
・フロクマリン類のベルガプテン、ベルガモテンは低濃度でも光毒性があり、皮膚に着けた状態で数時間内で紫外線を浴びるとしシミやじんましん、水泡など皮膚にトラブルを起こすことがあるので避けましょう。

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