カモミール・ジャーマンの基礎知識と効能

~カモミール・ジャーマンー~

学    名:Matricaria chamomilla 
科    名:キク科
抽出部位:花
種類:一年草
抽出方法:水蒸気蒸留法
主な成分:精油:カマズレン(マトリシンから蒸留の際に変化する)、マトリシン、ビサボロール誘導体、ビサボレン誘導体
フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)
作  用:消炎、鎮静、鎮痙、駆風
適  応:誤嚥、胃潰瘍、皮膚炎、月経痛
主 産 地 : ドイツ、フランス、モロッコ、ハンガリー、エジプト

◇ジャーマンカモミールは『ピーターラビット』の絵本に「お腹の治療薬」として登場し、世界的に親しまれているハーブです。

◇「植物のお医者さん」と呼ばれているカモミール・ジャーマンの精油は濃いブルーで、リンゴのような甘い香りと干し草のような香りがします。

◇主な成分のアピゲニンやマトリシンには、抗炎症、抗ヒスタミン作用があり、傷ついた荒れた皮膚を再生する。

◇chamomillaは、子宮を意味するMartrixから由来しており、婦人病の治療に使われていたところから、冷え性や月経周期の調整作用などにもよいと言われています。

◇夜寝る前にカモミールティーを飲むと、心身をリラックスさせてくれる作用で眠りにつきやすいのでおススメ。
牛乳と相性がよいので、カモミールティーを濃い目に出しミルクティーとしても楽しめます。

私のお気に入りは、カモミールティーとハチミツとバニラのブレンドです。カモミールティーが苦手の人でも、飲みやすくおススメです。

【注意】
キク科、ブタクサアレルギーの人は、注意。
香りが強いので、妊娠初期は使用を避ける。

関連記事