ハーブで作るクラフト『ノットガーデン・ポプリ』

ノットガーデンとは

今回のハーブレッスンでは、『ノットガーデン・ポプリ』をご紹介します。

イギリスのノットガーデンやハーブガーデン、フレグランスガーデンをイメージして作りましょう!
ノットガーデンとは、イギリス発祥のルネサンス期の庭園形式で、『ノット』とは、飾り結びという意味です。

私もイギリスでたくさんの美しいノットガーデンを見る機会がありましたが、イギリスのノットガーデンの代表といえば、「スードリーキャッスル」。
作り出された模様は、エリザベス1世のドレスの模様がもとになっていると言われています。

その幾何学模様の図案をもとに、香りある草花を植えて設計されているのです。まるで一枚の絵画のように美しくて、当時は王様にだけ許された贅沢だったそうです。

そんなことを思い出しながら気持ちははるかイギリスに─。
さて、どんなお庭にしようかしら?
目に焼き付けた風景を思い出して、メージしながら作るのはとても楽しいです。

作っている間中、お部屋にはハーブやバラの花のとてもいい香りが漂い、目を閉じると、まさにノットガーデンの中にいるような気分になります。

今回は、我が家で育てているハーブを使用して「ノットガーデン」を作りました。

『ノットガーデンポプリ』の作り方

[材料]
今回は、我が家のベランダガーデンで育てたハーブや花びらを使用します。

・ドライハーブ…カモミール、マリーゴールド、フェンネルシード、ローズレッド、月桂樹、ラベンダー、オレガノ、スターアニス、ルー、シナモンスティック、ミニローズ、ローズマリーの枝
・シナモンパウダー
・粗塩 1カップ
・イングリッシュガーデンオイル

[作り方]
1.粗塩にシナモンパウダーを混ぜておきます。
2.モスでできた丸い形のガーデンに、シナモンパウダーを混ぜ込んだ粗塩を敷き詰め、その上に香りのあるハーブやバラなどお花の花びら蕾をアレンジしながら作り上げていきます。
3.最後にローズマリーの枝で飾り付け、小枝でベンチを作って飾りました。

リビングにいながら、視覚も嗅覚も感覚も充分に満足させられ、癒される「ノットガーデン・ポプリ」。

しばらくは、ノットガーデンの世界で楽しむことにしましょう!

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