11 Nov 2018
日ごとに寒さが増し空気が乾燥してくると気になるのが、指のささくれです。
何気なしに“痛い”と感じて手を見ると、爪の生え際にささくれ、さかむけができていることがよくあります。
何故 “ささくれ” ができるのでしょう?
その原因と考えられるのは、
①気温が下がり手足が冷えて血行が悪くなる。
②お湯を使うことが増え、必要以上に皮膚の水分や油分が失われ乾燥する。
③日常生活の中で手が汚れたままハンドクリームを塗っている。
④ビタミンやミネラル不足もカサカサの原因。
いつものことと、ほったらかしにしている人も多いかもしれませんが、たかが “ささくれ”、されど “ささくれ” なのです。
ほおっておくと、“ささくれ” がひどくなり血が出たり、傷口からばい菌が入り大変なことになります。
実は私もそんな経験がありまして、傷口から菌が入ってしまい指先からパンパンに腫れ上がってしまったことがあるのです。
薬をつけて指先に包帯を巻き、完治するのに1週間位かかりました。
それ以降は、手のお手入れは指先からと気をつけるようにしています。
おすすめのお手入れ
では、どのようにお手入れをすればいいのでしょう?
ほとんどの方はハンドクリームをつけると答えるのですが、ささくれができてしまった状態でハンドクリームを塗ってもすぐにはよくなりません。
水分も油分も失われてカサカサになってしまった状態にいきなりハンドクリームをつけても、皮膚の一番上に油分がのるだけでなのですぐにカサカサに戻ってしまうのです。
私が実践しているお手入れ方法
私がやっているお手入れ方法があるのでご紹介しましょう。
一日の終わりにリザクゼーションを兼ねて、アロマオイル(精油)を使ってお手入れをしています。
その方法とは、
①ぬるま湯できれいに手を洗う。
②人肌くらいのお湯に精油を加えて手浴を行なう。
医薬品や化粧品としても使われている精油加えたお湯に手首までつかるように15分くらい手浴をすると、湯船に使っているのと同じくらいポカポカしてきて、アロマオイルの香りに癒されながらリラックスできます。
手浴は、洗面器やボールなどだと精油を1滴から2滴加えます。テレビを見ながらでもできるので手軽です。
③水分を優しくふき取り、化粧水なので水分をたっぷり与える。
④ハンドクリームや美容液をたっぷりつけて、手首から指先、特に爪の生え際までしっかりトリートメントする。
私の場合は植物油に精油をブレンドしてトリートメントオイルを使い、手首から指先にかけてマッサージを行ないます。
これだけで朝起きた時には手がしっとり。爪の周りのできていた少々の “ささくれ” もきれいになっています。
手浴におすすめの精油
ゼラニウム
バラに似た甘い香りが心身のバランスを調整し心底癒されます。
ホルモン調整・皮脂バランスの調整の働きもあり全ての肌タイプに合うため、ボディトリートメントによく使われる精油です。
しっとりタイプの化粧品に使われていることが多く、使用後は指先までしっとりします。切り傷、火傷、血液循環不良に働きかけてくれます。
オレンジ・スイート
暖かさを感じさせてくれる香りで、心身の疲れを癒し元気も与えてくれます。
肌老化や乾燥肌におすすめの精油で、風邪や冷え性を緩和してくれます。
ストレスを緩めてくれ、寝つきもよくなります。
スイートマジョラム
体と心温めると言われている柔らかな香りの精油です。
風邪の引き初めや冷え性の方におすすめ。頭痛、生理痛、筋肉痛、関節痛にもよく鎮静作用もあります。
心身が疲れている方に良い睡眠を与えてくれます。
その他にも、ラベンダーやクラリセージなどもおすすめ。
自分の好きな香りのものを使うとよりリラックスできます。
手や指先は、案外人に見られています。女性でも男性でも、手がきれいな人って惹かれませんか?
海外では、政治家や成功者は男性でも手や爪のお手入れにサロンに通います。
手や爪のきれいなことは成功者の証なんですね。
1日の自分のご褒美にちょっとした時間を作り、疲れを癒しながら手や指先のお手入れをしませんか。