今回はレモンのような爽やかな香りのレモンユーカリで作る除菌ハンドジェルをご紹介します。

ハンド除菌ジェルの必要性

コロナ禍も3年目になり、With CORONAの時代がやってきました。
社会も少しずつコロナ禍の前に戻りつつあります。

私にとっては、この3年間で身についた手のアルコール消毒は、今や手洗いと同じ位当たり前になっています。

何故ハンドジェルが必要なのでしょう?

大きく分けて2つあります。

1つ目に病原体の拡散予防です。
手は日常生活で最も頻繁に接触する部位であり、細菌やウイルスなどの病原体が付着する可能性が高いからです。

除菌作用のあるハンドジェルは、手に付着した病原体を殺菌し、拡散を防ぐために役立つのです。

2つ目は感染症予防です。
病原体(ウイルス、細菌、真菌など)が、人から人へ拡がるのを防ぎます。

感染症は、直接接触や飛沫感染、空気中の微粒子による感染などさまざまな経路で広がることがあります。

手洗いを頻繁に行えばリスクが減るのですが、仕事や外出中はすぐ近くに手洗いの場所がなかったり、日常生活の中でいつもいつも頻繁に手を洗うことは難しいですね。

そこで役に立つのがいつも持ち歩ける除菌ハンドジェルです。

手作りのものは、自分の好きな香りの精油で作ることができるのと、成分がはっきりわかっているので安心して使用てきるのがいいところです。

レモンユーカリの精油がおすすめ

除菌ハンドジェルを作る精油は、レモンユーカリがおすすめです。
学名はEucalyptus citriodora(エウカリプトゥス キトリオドラ)といい、コアラの食べるユーカリとはちょっと違います。

レモンのような香りの成分は、主成分のシトロネラールで、鎮痛作用・抗炎症作用・抗菌・抗ウイルス作用があります。
とても爽やかないい香りで、ずっと香りを嗅いでいたいくらいです。

私は、乗り物酔いをしたときや、人に酔った時、カビっぽい臭いが気になるなども、ちょこちょこレモンユーカリで作った除菌ハンドジェルで手の消毒をします。

シトロネラールの香りに癒され、ストレスも吹っ飛んでリラックスすることができるので、おすすめです。

レモンユーカリについての詳細は、以下の記事で書いているので興味のある方はぜひ、お読みください。

レモンユーカリを使った除菌ハンドジェルの作り方

[材料]※50%濃度
・無水エタノール……50ml
・精製水……50ml
・植物性グリセリン(保湿成分)……0.5g
・キサンタンガム(トウモロコシなどのデンプンなどから作られるとろみの成分)……0.5g
レモンユーカリ……8滴
ラベンダー……2滴
・保存容器……100ml用
[作り方]
①保存容器に無水エタノール、グリセリン入れてよく混ぜ合わせます。
②精油を加えさらに容器をよく振り、混ぜ合わせます。
③精製水を加えて容器をよく振り、好みのとろみの状態になるように調整しましょう。

因みに、消毒と除菌の違いについては、厚生労働省のサイトに紹介されているので掲載します。

【参考情報1 「消毒」と「除菌」について】
「消毒」は、菌やウイルスを無毒化することです。「薬機法」(※1)に基づき、厚生労働大臣が品質・有効性・安全性を確認した「医薬品・医薬部外品」の製品に記されています。
「除菌」は、菌やウイルスの数を減らすことです。「医薬品・医薬部外品」以外の製品に記されることが多いようです。
厚生労働省のサイト「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について」より一部抜粋

もちろん、こまめな手洗いは病原体を除去するために非常に重要です。
手洗いは、石鹸と水を使って20秒以上しっかりと洗うことが大切です。

手からの感染症を防ぐ5つのポイントを以下の記事に書いていますので、ぜひお読みください。

これからもWith CORONAの時代、引き続き完全な消毒とまでいかずとも、感染予防に手洗いや手・指の除菌は続けていきたいですね。

今回は、1日に何度もこまめに使用しても手が荒れない濃度で、レモンユーカリの精油を使用した除菌ジェルをご紹介しました。

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