あなたの不調はオフィスワーカーズ症候群では?

「オフィスワーカーズ症候群」ってご存知でしょうか?
世の中の大半の方がオフィスワーカーとして、毎日パソコンを使ってデスクワークをされていると思います。
私の友人もきれいな環境の整ったオフィスで仕事をしているのですが、いつもストレスや何らかの体の不調を抱えています。

ほぼ一日イスに座ったまま長時間同じ姿勢で行なうデスクワークが不調の一番の原因となっているようですが、仕事をしている以上は避けられません。

肩こり、腰痛、疲れ目、足のむくむ、頭痛、食欲不振、手足の冷え、下痢や便秘、さらに人間関係による精神的ストレスや次から次へとのしかかってくる過度な仕事量などにより、一年中何らかの症状をかかえている人も少なくないようです。
これこそが「オフィスワーカーズ症候群」と呼ばれるものです。

ほうっておくと精神的抑うつ状態へとつながる可能性も。
しかし、仕事をしている限りこれらの不調と付き合っていくしかありませんよね。

少しでも不調を和らげオフィスでの仕事に取り組めるよう、それぞれに適したハーブとアロマ(精油)をご紹介します。

手・首・肩のこり

ローズマリー精油
血行循環を促してくれる精油で、スポーツ後の疲れた筋肉をトリートメントするときによく使われる精油です。
長時間同じ姿勢により血行が悪くなると肩こりや腕のしびれなどの症状が出てきます。
そんな時は、入浴あるいは手浴をして体を暖め、肩の関節を良く動かし、その後に手から腕、肩にかけてのトリートメントで血行促進を促しましょう。

目の疲れ・充血

ラベンダー精油
鎮静・抗アレルギー作用のある精油。お湯を入れた器に精油を1・2滴入れ、その中で軽く絞ったタオルで温湿布をします。
目元がじんわりと温まることで血流がよくなり目の疲れも緩和されますし、ラベンダーのいい香りもあいまってリラックスできます。

ハイビスカスのハーブティー
ハイビスカスには、目の疲れを回復させるアントシアニンという成分が含まれています。
またクエン酸の成分がエネルギー代謝を促し、肉体疲労や循環不良を緩和させます。
目が疲れてきたら、しばらく目を閉じて休憩し、ぜひ温かいハーブティーをお飲みください。

頭痛

ペパーミントの精油とハーブティー
ペパーミントには気分をリフレッシュさせるl-メントールという成分と鎮静作用のあるアピゲニン・ルテオリンという成分が含まれています。片頭痛や緊張性の頭痛の時には少し休憩し、ペパーミントのハーブティーの香りを嗅ぎながら飲むと鼻から頭にかけてスッキリとし頭痛が緩和されます。

また抗酸化作用があり、食欲不振や消化不良、吐き気などの症状も鎮めてくれます。ストレス原因で下痢や便秘・腹痛をくり返す過敏性高症候群の症状にもおすすめです。

冷えの症状

ジャーマンカモミールのハーブティー
ジャーマンカモミールにはカマズレン、アピゲニン、ルテオリンなどの成分が含まれていて、鎮静・鎮痙・駆風作用があります。
心身のリラックスやストレスによる胃腸の不調や不眠、冷え性、風邪に引き初めなど、オールマイティーなハーブです。

ベルガモット精油
ベルガモットには酢酸リナリル、リナロールという成分が含まれていて、血液循環を促進、緩和する作用があります。
また、オレンジのスパイシーな温かい香りが抑うつの症状を緩和させてくれます。
入浴後のトリートメントでリラックス、落ち着きをとり戻させてくれます。

オフィスワーカーズ症候群にならないために、オフィスでの仕事中も1時間に1回くらいは適度な休憩や体を動かしたりすることが大切です。
心身の不調改善にはアロマテラピーやハーブティーがおすすめ。
あなたのオフィスワークにも取り入れてみませんか?

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