4 Jun 2018
スパイスやハーブは古くから薬として用いられてきました。それが影響し合ってヨーロッパ、インド、中国で独自の伝統医学として体系化され、現代の西洋医学の時代につながってきています。
近年になり、ハーブやスパイスは心や体すべてに働きかけるホリスティック医療として見直されてきているのです。
和風スパイスにはどんなものがあるのでしょう?
日本にも古くから和風スパイスとして定着しているものがあり、日本料理には欠かせないものになっています。
では、どんな和風スパイスがあるのでしょう?
青じそ、赤じそ、三つ葉、カラシ、ワサビ、大根、玉ねぎ、ニンニク、ネギ、アサツキ、ラッキョウ、ニラ、唐辛子、生姜、ミョウガ、ウコン、ヨモギ、フキ、春菊、菊、山椒 etc。
どれもスーパーで売られているもので、普段から私たちが使っているものばかりですね。
世界にはどんなパイスがあるのでしょう?
現在、世界中にスパイスは約700種類位あると言われています。
私が普段使っているスパイス
バジル、オレガノ、マジョラム、ミント、タイム、ローズマリー、パセリ、キャラウェイ、クミン、ディル、フェンネル、パクチー(コリアンダー)、ガーリック、エシャロット、チャイブ、パプリカ、レッドぺッパー、タラゴン、リーキ、ナツメグ、カルダモン、ルバーブ、ホースラディッシュ、サフラン、クレソン
私は大のスパイス好きなのでどれも栽培していますが、これらは大型のスーパーに行けばほとんど手に入るものばかりです。
現在では世界中から外国の方が日本にやってきて生活するようになり、様々な民族料理や新しいスパイスがはいってくるようになりました。
今後も益々スパイスが注目され、美味しくて体にいいと言われるお料理も増えていくと思います。
スパイスを上手に使いこなすための基本作用
スパイスには、①香りづけ ②臭み消し ③辛味付け ④色付けの4つの基本的な作用があります。
調理の目的にあわせて、下ごしらえで使ったり、途中で使ったり、仕上げに使ったりと使い分けてください。
そして、パイスには、芳香、刺激感、爽快感、甘未館、苦み、辛味、抗酸化効果、脱臭効果、抗菌効果、薬理効果、栄養効果、テクスチャーの改良、脱臭効果など植物のもつ素晴らしい機能があります。
そんなハーブ&スパイスを毎日食することで、自律神経や内分泌系、免疫系に作用し心や体の不調のバランスを整えてくれ、健康の維持・増進にもつながっているのです。
和食料理の塩分の摂取量が問題にされるている私たち日本人は、スパイスを上手に使いこなすことにより、減塩の食生活を美味しくいただくこともできるようになります。
毎日のお料理に、特別な日のお料理に、大切な人のためのお料理に、スパイスを上手に使って心と体に美味しいお料理を作りましょう!