4 Aug 2019
夏になるとちょっとスパイシーな香りのあるものが食べたくなりませんか?
それもさっぱりした口当たりのいいものが。
爽やかな香りの代表「スイートマジョラム」
私にとって夏の香りのさわやかな代表と言えば、スイートマジョラムです。
我が家のベランダガーデンのスイートマジョラムにたくさんの花が咲いています。
別名ノッテッド・マジョラムともいわれているこのハーブは、花の形がノッテッド(結んだように)なっているところからつけられています。
スイートマジョラムは古代ギリシャ・ローマ時代から”幸せのシンボル”
とされ、ちよっと甘くてスパイシーな強い香りが私は大好きです。
また学名のoriganum-majoranaのoriganum(オリガヌム)は、山の喜びという意味で、
マジョラムの香りが喜びを与え精神を慰めると言われています。
近世のイギリスではブーケにスイートマジョラムが使われました。
これは、不快な匂いを消すためということです。
マジョラムなどのハーブは、お花が咲いている時期が最も香りがよく美味しいので、この時期が収穫のタイミングです。
マジョラムの薬用効果とは?
マジョラムは、胃腸の調子が悪く疲れている時の消化を助けたり、精神疲労などの神経を沈める作用があります。
自律神経のアンバランスや精神疲労、鬱状態など心身の疲れている時などにマジョラムの香りを
アロマディフューザーでお部屋に香らせると、気分が落ち着きます。
マジョラムは料理に使いたい美味しいハーブ
マジョラムはシソ科のハーブ、夏にぴったりの、さわやかな香りで食欲も進みます。
野菜や豆、お肉、魚など、どんなお料理に合います。
マジョラムの香りが臭みを消してくれるので、ラム肉料理の下ごしらえに、
トマトを使ったお料理、シチューやスープ、卵料理、サラダにとバラエティーも豊かです。
またオリーブオイルにつけたマジョラムオイルを作っておくと、すぐにドレッシングにも使用できるので便利です。
また、お料理だけでなく食後にお茶にして飲むのもおすすめ。
マジョラム、ペパーミント、ローズのブレンドは私のお気に入りのハーブティーです。
口当たりだけでなく、胃腸もスッキリします。
マジョラムの精油で炎症を和らげる、トリートメント効果
マジョラムの精油とキャリアオイルをブレンドしたトリートメントもおすすめです。
立ち仕事でむくんだ足の炎症や痛みを鎮め、腕や肩の筋肉の凝りや痙攣を抑え緩和してくれます。
トリートメントは自分自身でもできるので、いちどお試しください。
お部屋中にマジョラムの香りが拡がり、アロマな時間を過ごせます。