季節の変わり目はハーブでデトックス

時折寒さが戻ってくるものの待ちに待った春はもう目の前。
この時期は寒い冬を過ごすために、体の中にため込んだ脂肪や老廃物などの毒素を排出し、体の中を浄化するのにふさわしい時期です。

体質改善したいと考えている人は、今がおすすめです。

季節の変わり目にデトックスを助ける代表的なハーブ

冬にため込んだ老廃物や異物などが影響して便秘や冷え、肌荒れ、吹き出物、むくみ、肩こり、疲労感などの不調が出てくるのがこの時期です。

肝臓、腎臓、大腸をデトックスによりきれいにし、働きを活性化することで機能を高め、代謝がよくなり、体も心も元気になれます。

では、デトックスを助けるハーブにはどんなものがあるのでしょう?
私はこの時期になると、自然と飲みたくなるハーブティーがあります。

ダンデライオン(タンポポコーヒー)、エルダーフラワーのハーブティー、ローズヒップティー、レモンジンジャーティーなどです。
これらは、体が欲しているからなのでしょうか?

ダンディライオン(タンポポコーヒー)
ダンディライオンはタンポポの根を炒ったものでノンカフェイン。
肝臓や腸の解毒作用や生活習慣病の予防に用いられます。

特に女性にうれしいハーブティーと言われており、カリウムによりむくみの解消や利尿作用、ホルモンバランスの調整、苦み成分のタラサキシンにより母乳の出をよくする、ビタミンCによる貧血予防などうれしい作用がたくさん含まれています。

エルダーフラワーティー
和名は、セイヨウニワトコ。
たっぷり含まれているフラボノイドは抗酸化作用が強く、体の中の異物を排出する抗アレルギー作用を持つハーブで、体をきれいにするハーブと言われています。欧米では「インフルエンザの特効薬」とも呼ばれています。

私は春からエルダーフラワーのハーブティーを飲み続けることで、次の季節の花粉症が楽になりました。体質改善によいおすすめのハーブです。
マスカットのような甘い香りが特徴で、初めての人も飲みやすいハーブティーです。

ローズヒップティー
フラボノイドと天然のビタミンC をレモンの20倍~40倍含み「ビタミンCの爆弾」と呼ばれています。
感染や炎症など、ビタミンCの消耗時に用いられ、便秘の改善、皮膚の強化、美容に大変役立ちます。

その他、ジンジャー、レモン、ドクダミなどデトックスに役立つハーブはあります。

春野菜の苦みがデトックスを助ける

冬から春へ季節が移り変わるこの時期、店頭には 色々な春野菜が 並びます。
今思いつくだけでも、ふきのとう、菜の花、タラの芽、たけのこ、春キャベツ、新じゃが、新玉ねぎ、タケノコ、ウド、ワラビ、ゼンマイ、セリなど。
まだまだ、たくさんあります。

春野菜には独特の苦みと香りがありますが、これらは植物性アルカロイドといわれる成分で 、冬の間に体にため込んだ脂肪や老廃物などの毒素の 排出に役立つと言われています。

アルカロイドは特に腎臓の濾過機能を高め、春野菜に含まれるビタミンA、B類、C、E、カリウム、鉄、亜鉛などと共に活性酸素を抑え体の免疫機能を高める働きがあるので、この時期は春野菜をたっぷり食べることをおすすめします。

体内をデトックスし、体の中をきれいに浄化する、体質改善にふさわしい時期です。

冬から春への季節の変わり目には春野菜をたくさん食べて、たっぷりのハーブティーを飲んで体をデトックスし、心も体もきれいになりましょう!!

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