4 Dec 2022
12月にはいり、街のあちらこちらでクリスマスツリーが見られるようになりました。
今年も自然素材を使って、クリスマスから新年を通して飾れる「クリスマス&New Yearの2wayリース」を作りましょう。
イギリスロンドンのクリスマス
この時期になるとイギリスで過ごしたクリスマスシーズンが思い出されます。
ロンドンの街並みはクリスマスになると、あちらこちらでクリスマスツリーやクリスマスイルミネーション、クリスマスリースが飾られ、とても美しく、歩いているだけで心ウキウキしてしまいます。
またロンドンのアパートメントのドアーは青や赤や黄色、白色、黒色など色鮮やかでとても可愛いのですが、そこに大きなクリスマスリースが飾られているのがとても素敵で、私は毎日のようにお散歩しながらドアーに飾られているクリスマスリースを見て歩いたものです。
クリスマスリースとは
何故、西洋ではこの時期に玄関ドアーにリースを飾るのでしょう?
” 輪 ” は、終わりがない永遠を意味し、リースは古くから魔除けや健康のためのお守りとして活躍してきました。
日本では、不浄なものを家に入れないように厄払いの意味を込めてしめ縄を玄関に飾りますが、西洋ではクリスマスリースを魔除けとしてお家のドアに飾ります。
邪気を払い幸せを呼び込むのです。
クリスマス&New Yearの2wayリースを作りましょう
まずは材料を準備しましょう。
クリスマスカラーというと、赤、緑、ゴールドを思い浮かべると思いますが、私はイギリスで作られているように環境に配慮したフレッシュな自然素材で作るクリスマスリースが大好きです。
でも、なかなか自然素材が手に入らないと思うので、今回はドライタイプの木や実物、造花などを使って作りました。
木の実やオレンジ、リンゴ、ブドウ、ツルなどは豊作祈願をこめています。
さらに魔除けや病除けとして、シナモンやオレンジポマンダー、アップルポマンダーなどのハーブやスパイスを飾り付けます。
*2wayリースの作り方
まずはリースの土台作りです。
リースの上下横を見て、正面を決めます。
今回は全体ではなく、三日月のようになるように土台作りをしていきます。
杉やモミ、月桂樹、ユーカリ、コニファーなどを隙間を埋めるように時計回りにグルーガンで付けていくと、ボリュームが出て立体的にできあがっていきます。
ある程度土台ができたら、今度は作物や果物の豊作祈願としての赤やゴールドピンクの色もの、松ぼっくり、ベリー、リンゴなどの実物をつけていきます。
どんなデザイン、どんな色味のリースにしようかと考えながら作るのがとても楽しいです。
またリボンによっても印象が全く異なるので、どんなイメージのリースにしようかとリボンを選ぶのもウキウキします。
今回はちょっと抑えた色のゴールドとベージュに近いオフホワイトのリボンを結んで仕上げた、オシャレなクリスマスリースになりました。
日本独自のクリスマスリース
西洋ではクリスマスのひと月前位にクリスマスリースを作りドアーに飾ると、1月15日頃まで楽しみます。
日本では、12月に入るとクリスマスツリーやリースを飾りクリスマスが終わると片づけ、すぐに新年のしめ縄の準備になるので忙しいですね。
でも今回のリースは日本でしか作れない、「クリスマス&New Yearの2wayリース」です。
クリスマスまでは、リボンで飾って楽しみます。
そして、クリスマスが過ぎたらリボンから、水引とタッセルを使った飾りにアレンジします。
日本の文化を取り入れた、独自のリース飾りですね。
その飾りをリボンから、水引とタッセルにかえた2Wayリースはこちら!
同じリースでも、イメージががらりと変わった可愛い上品なリースになりました。
日本の文化って素敵!
日本人でよかったと思った瞬間です。
最近では日本でも、街並みでクリスマスリースが飾られるようになってきました。
1年に一度この季節だからこそ、楽しめる「クリスマス&New Yearの2wayリース」、まだまだ間に合うのでぜひチャレンジしてみませんか?