自然素材でクリスマスリースを作りましょう

あと1週間で12月、すでにショーウィンドウにクリスマスイルミネーションの見られるところがあります。

イギリスのクリスマスリース

私が暮らしていたイギリスロンドンでは、クリスマスの1か月ほど前から各家庭ではクリスマスリースを作り玄関ドアーに飾ります。

材料もイギリスらしく環境に配慮した材料が使われているのが特徴です。
ブドウツルリース、サンキライ、柳皮リース、ヒバ、ひむろ杉、コニファー、モミの木、クジャクヒバ、シダーローズ、パインリース、ユーカリ、月桂樹、松ぼっくり、ベリー、綿花、リンゴ、オレンジ、シナモンスティック、ポマンダーなど。
またイギリス特有のデザインの、素敵なリボンも特徴です。

街を歩いていると、きれいな色の玄関ドア―に様々なデザインのクリスマスリースが飾られていて、この時期になると散歩をしながら見て歩くのが楽しみでした。

クリスマスリースは何故飾るの?

リースは古代ギリシャから月桂樹やオリーブで冠を作り栄光や勝利を現わすものでしたが、後に魔除けとして、作物や果物の豊作祈願として特別な日のために飾るリースとなっていきました。

木の枝で作られた丸い形は永遠を意味しており、クリスマスには神に感謝してクリスマスカラーを飾ったクリスマスリースを飾るようになりました。

クリスマスリースを手作りしましょう

日本では飾りをつけるのがメインですが、イギリスでは土台となるリースから作ります。
発泡スチロールやオアシスを使って作っているものもありますが今年は、土台にと藻を巻き付けてリースを作ることにしました。

クリスマスリースには、クリスマスのシンボルであるカラーを取り入れて飾り付けます。

緑色は生命力、永遠の命
赤色は血の色。神への愛
白色は純潔、純白
金色は星、高貴な色、輝き

全ての色を取り入れないといけないわけではありませんが、自然素材の材料がおすすめ。
飾りをグルーガンで貼り付けたり、ワイヤーでリースに結び付けていきます。
リボンは、赤かゴールドを使うと華やかになります。

私はドライオレンジには、柑橘系の精油(エッセンシャルオイル)、松ぼっくりにはローズウッドの精油(エッセンシャルオイル)を数滴加えています。玄関ドアに近づくと藻やオレンジ、シナモン、ローズウッドなどの香りが混ざり合い、視覚的にも嗅覚的にも癒され幸せな気持ちになります。

イギリスでは、クリスマスの3週間前位から新年の15日位までクリスマスリースを飾ります。
今年は、魔除けとして、新しい年への豊作祈願として、ぜひクリスマスリースを手作りして飾ってみませんか?

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