“こむら返り”はアロマテラピートリートメントで予防できます!

“こむら返り” になったことはありませんか?
こむら返りは激しい運動中などに起こるものと思っていたのですが、つい先日、朝目覚めて足を伸ばそうと思った瞬間に、左足のふくらはぎに “こむら返り” が起きたのです。

「こむら」とはふくらはぎのことを言い、“こむら返り” とは、ふくらはぎの筋肉が突然激しく痙攣し、強く引きつる症状なのですが、中には足先や足裏に起こる人もいます。

夜中寝ている時に “こむら返り” が起こると、その痛さで目が覚めてしまうくらいです。

こむら返りは、50代以上の中高年になると誰もが一度は経験する、と言われているくらい起こりやすくなるそうです。

その原因は、年齢と共に運動が少なくなるので筋肉量が減り、血液循環が低下。
特に運動をしなくても、一日立っていることが多かったり、座ったままだったり、たくさん歩き回ったりすると筋肉に疲労が起き、その疲労が蓄積。ふくらはぎが固くなると、夜中寝ている時や起きがけ足をちょっと動かしだけで “こむら返り” が起こるのです。

“こむら返り”を予防するには?

①こむら返りが起きた時は、焦らずにゆっくりと足先を自分の方に傾けてふくらはぎを伸ばします。
その後、足の指を1本ずつマッサージし、足首からふくらはぎ、大腿(太もも)へとマッサージをしていくと筋肉の痙攣が収まってきます。

②冷えで血流が低下すると “こむら返り” が起こりやすくなるので、日頃から足が冷えないように気をつけましょう。
冬は、コタツが最適かも知れませんね。

③水分、ビタミンE 、カリウム、カルシウム、マグネシウム不足により、筋肉の興奮を抑える働きや神経伝達の働きが悪くなり痙攣が起りやすくなるので、気をつけて摂るようにしましょう。
マテ茶、ローズヒップ、ネトル、エキナセアなどのハーブティーや、おやつにアーモンドを取り入れると、水分、ビタミンE 、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの栄養素も補えますよ!

④座ったままの姿勢や立ったままの姿勢はよくありません。日頃から歩いたり、階段を利用したり、ふくらはぎを伸ばす運動を取り入れましょう。

“こむら返り”の予防には、アロマトリートメントがおすすめ


“こむら返り” の予防には、アロマトリートメントがおすすめです。
ラベンダー、マジョラム、ローズマリー、バジルの精油には、鎮痛作用、筋肉弛緩作用、鎮痛作用があるので、植物油とブレンドしたオイルでお風呂上りに体が温まって血流がよくなっている時に、トリートメントをすると効果的です。

“こむら返り”予防のレシピ

植物油30ml(マカダミアナッツ油・スィートアーモンド油がおすすめ)
ラベンダーの精油3滴
マジョラムの精油1滴
ローズマリーの精油1滴
バジルの精油1滴

自分で行うトリートメントの方法

アロマセラピストにトリートメントしてもらうのがおすすめですが、自分自身でも簡単にできるトリートメントをご紹介します。
①オイルをたっぷりめにとり手掌で温め、足の裏→足の甲→足の指先→足首→足の付け根→足首と往復し塗布する。

②足裏をしっかりめにトリーメント→足の指先を1本ずつ揉むほぐすようにトリートメント。

③まずは下肢の裏側から。
手掌を交互に撫で上げるように足首か→ふくらはぎ→膝裏→大腿へとトリートメントしていきます。
痙攣の起きているふくらはぎをしっかりと、しかし力を入れず優しく撫でるように、徐々に少しづつ圧をかけていきトリートメントしましょう。

④足の表側も同じ要領でトリートメント。これだけでもかなり違います。

⑤オイル分が気になる場合は、ホットタオルで抑えるように優しくふき取ってもいいでしょう。

下肢全体が軽くなりポカポカしてくるので、足の疲れも取れぐっすり眠れます。
おまけにオイルが手の保湿もしてくれるので、手も艶々しっとりきれいになります。

トリートメントしながら、お部屋全体も精油の香りが拡がり、心身共に癒されリラックスできます。
一日の終わりに、「今日も頑張ったね!」と声をかけながらリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょう。
下肢のトリートメントを毎晩取り入れて以来、 “こむら返り” は起きていません!
ぜひ、取り入れてみてください。

関連記事