3 May 2018
アロマテラピーを楽しむためにはぜひ、以下のことに気をつけましょう。
① ボトルの口から出る精油1滴の量は通常0.05mlです。精油の種類によって粘液度の高いものもありますが、ボトルは振らずにゆっくりと傾けて1滴が落ちるまで待ちましょう。ボトルを振ると1滴の分量が変わってしまいます。
② 精油の内服はしないこと。
③ お肌につける時は必ずキャリアオイル(植物油)で1%になるように希釈して使用します。
④ 毎回同じ香りの精油を使用していると、慣れてしまい嗅覚がにぶるので、時々レシピを変更しましょう。
光毒性のある精油の使い方
光毒性のある植物の精油をお肌につけて日光に当たると化学反応を起こし、お肌に炎症やシミができてしまいます。
これは光毒性成分のフロクマリン類(ベルガプテン・ベルガモテン・ベルガモチン)を含む精油:ベルガモット、レモン、グレープフルーツなどの精油に紫外線が当たることで毒性を発揮します。
これらの精油が含まれる化粧品や日焼け止め、ハンドクリーム、香水などをつけた後に外出し光毒性が起きることもあるので、日中は避けた方が安全です。
ベルガモットの香りを使用したい場合は、フロクマリンフリーという光毒性成分が含まれていないタイプの精油を選びましょう。
その他、バーベナ、ライム、アンジェリカルートなども光毒性に注意が必要な精油です。
オレンジや柚子などには光毒性はないとされていますが、敏感な方は気をつけたほうがいいかもしれません。
★子供のためのアロマテラピー
① 子供はまだ免疫システムができあがっていないため3歳未満の乳幼児には芳香浴以外の使用は避けます。
② 3歳以上の子供でも、成人の10分の1程度からから始めましょう。
★お年寄りのためのアロマテラピー
基準の半分以下の量で試してからスタートすることをおすすめします。
★妊娠中の方のアロマテラピー
妊娠時は体調が変わりやすく香りにも敏感になるため、芳香浴がおすすめです。
アロマトリートメントを受ける際には、かかりつけの医師に相談しましょう。