14 Oct 2018
朝晩の気温が急激に下がりはじめ風も冷たくなり始めたこの頃、お肌の乾燥が気になりませんか?
私は特に唇の周りが乾燥してヒリヒリ、美容液を塗ったりハチミツを塗ったり、リップクリームを塗ったりしていますが、良くなってもお化粧をしたり口紅を塗ると、また乾燥してしまいます。
そこで今回は、メディカルハーブの中でも皮膚の再生や保湿に優れたカレンデュラの浸出油(インフューズドオイル)の作り方をご紹介します。
カレンデュラは、別名トウキンセンカ、ポットマリーゴールドと呼ばれ、フレンチマリーゴールドとは異なります。
成分のカロテノイド色素(ルティン、リコペン)による鮮やかなオレンジ色の花弁が特徴で、古くから皮膚や粘膜のトラブルにも用いられてきました。
浸出油(インフューズオイル)の」作り方
<材料>
・マカデミアナッツ油 100cc
・カレンデュラ 3g(皮膚・粘膜の修復作用、消炎作用)
・セントジョーンズワート3g(抗ウイルス作用・炎症作用)
・100ml が入るフタつきの広口ガラス瓶
・保存用遮光瓶
<作り方>
①ガラス瓶にカレンデュラとセントジョーンズワートを入れ、全体が浸かるようにマカデミアナッツ油を注ぎます。
②フタをしっかり閉め、日付のラベルを貼り、日の当たらない暖かい場所で約2週間保存します。
③ハーブの成分が浸出しやすいように、1日に1回瓶をよく振ります。ハーブ成分が浸出されるとオイルがオレンジ色になってきます。
④ガーゼか出汁パックでオイルを濾し浸出油を絞り、煮沸かアルコール消毒した保存用の遮光ビンに移し、日付ラベルを貼ります。
保存期間は約3か月位です。
洗顔後化粧水の後に、お肌にオイルを塗ったり唇にたっぷり塗ってお手入れをしています。
また肌の乾燥が激しい時は、洗顔したお肌にたっぷり塗りラップでパックをして湯船につかるとスチーム効果でさらにお肌がしっとりします。
バーム(軟膏)の作り方
<材料>
・ミツロウ5g
・浸出油25ml
・ビーカー
・竹串か竹ベラ
・保存容器
・オイルウォーマーとティーキャンドル(※ない場合はビーカーにミツロウと浸出油を入れて湯煎する。)
<作り方>
①ミツロウに浸出油を入れ、沸騰しないように竹ベラでかき混ぜて溶かします。
②粗熱が取れたら、保存用の遮光ビンに移します。
③固まったら日付ラベルを貼ります。
保存期間は約3か月位。
乾燥してヒリヒリする唇を化粧水で保湿をした後、唇の周りにはみ出すようにしっかりつけて寝ます。
すり傷、切り傷、日焼け、乾燥など、普段持ち歩いて使うことができるのでとても便利です。
唇やお肌の乾燥に悩んでいる方は、カレンデュラの浸出油(インフューズドオイル)がおすすめです!