20 Aug 2023
- 今回は夏におすすめのお香「フォレスト」をご紹介します。
お香のある暮らし
お香は古代から祈りと共に捧げられてきたもので、浄化や魔よけの目的で使われてきたため、お寺や仏壇に供えるものというふうに思われていますが、お香の香りには心身ともにリフレッシュやリラックス効果があります。
アロマテラピーとはまた少し違って、重厚感があり、心身ともに落ち着いた気持ちにさせてくれるのです。
私は体が疲れていると感じる時にお香を焚いてリラックスしたり、集中力をアップしたい時、また瞑想やヨガをする時にもお香を焚きます。
お香の種類
お香は、白檀や沈香、丁子(クローブ)、桂皮(シナモン)など、香木、樹脂、果実、葉茎などの天然香原料が使われています。
そしてお香は大きく分けると、「火をつけるタイプ」と「火をつけないタイプ」に分かれます。
・お香はお線香のように火をつけるタイプ……スティックタイプ、渦巻き型、コーン型
・温めて香る……練香や印香
・火をつけず常温で香る……匂い袋、塗香、文香
夏におすすめのお香「フォレスト」
私が暑い夏におすすめの香りは、京都の松栄堂さんで作られている「フォレスト」というスティックタイプのお香です。
簡易お香立ても付いているので、便利です。
シァンドウシリーズの「フォレスト」というスティックタイプのお香は、“「木もれびをあびて」森の大地と樹々の若葉から立ち上る爽やかな香り”というふうに紹介されています。
「フォレスト」はスティックの時の香りと火をつけた時の香りがほぼ同じで、お線香っぽいような香りもなく、本当に新緑のような爽やかな優しい香りがして、私は大好きです。
室内で「フォレスト」を焚いていると気持ちがよくなり、外のうだるような暑い夏を忘れさせてくれるくらい心地よくなります。
また煙もあまり出ないし、燃えた後もスティックの形のまま灰がきれいに残るのが特徴的で、始めて使ったときは火がついていないのかと思ったくらいです。
お香を購入する際の注意点
松栄堂さんの店舗では、気になる香りのスティックに火をつけて香りを聞かせてくれます。
お香は、スティックの香りと火をつけた時の香りは異なるので、火をつけた時に好みと違ったということのないように、お香はぜひ火をつけて香りを聞いてから購入することをおすすめめします。
アロマセラピストの私にとって、香りは暮らしに欠かせないものになっています。
香りは、その日の気分や、体調、気候、成分の効能なども考えて選ぶといいでしょう。
今回は、京都の松栄堂さんで購入している、夏におすすめ、スティックタイプのお香「フォレスト」をご紹介しました。
まだまだ猛暑、室内で「フォレスト」を焚いて暑い夏を乗り越えませんか。