ハーブの香り漂うティーコージ(ティーポットカバー)のご紹介

9月も後半になり、朝晩は温かい飲み物が美味しい季節になりました。
秋になると何故か私は、コーヒーよりも温かい紅茶やハーブティーが恋しくなるのです。

ハーブティーや紅茶をティーポットで入れるのですが、秋から冬にかけて気温が下がると、ティーポットに熱いお湯を注いでもすぐに冷め始めてしまいますよね。そんな時に重宝するのがティーコージ(ティーポットカバー)です。

ティーコージ(ティーポットカバー)の歴史

ティーコージの歴史はとても古く、イギリスに紅茶が持ち込まれた1660年頃といわれています。
ティーポットのお茶が冷めないようにという機能性と、アフタヌーンティーという優雅なお茶タイムに花を添えるものとして装飾もとても華やかでした。

イギリスの王室で使われていたティーコージーは、装飾が大変豪華で、ヴィクトリア・アルバート博物館で展示されています。

私がイギリスに住んでいた時もイギリスのお宅にお邪魔すると、紅茶には当たり前のようにティーコージーで包まれたティーポットが登場していました。

紅茶やジャムのお店、雑貨店に行くと可愛い布地で作られたいろいろなデザインのティーコージーが販売されているのをよく見かけ、私もつい買ってしまったくらいです。

ティーコージ(ティーポットカバー)を手作り

今回は、お店でよく販売されている上からかぶせるタイプのものではなく、ポットを中に置いて両サイドから全体を包むタイプのティーコージー(ティーポットカバー)を手作りします。

表の布地は花柄が美しいイギリスのリバティー製。
中は少し薄手の光沢のあるキルティングを使用しています。
底の部分に敷くマットも製作。丸い形の敷きマットの中央はオーガンジーで、中にはたっぷりのラベンダーを使用しています。

リボンのアクセントが効いていてとっても可愛いデザインになっています。
このティーコージーは上からかぶせるタイプでなく両サイドがあいているので、小さなポットも大きなポットもサイズをや形を選ばずしっかり包み込むことができます。

温かいティーポットを包み込むと、ポットの温度で敷きマットのラベンダーの香りがお部屋いっぱいに漂います。
「うぅ~ん、いい香り~。」幸せ感が増してきます。

夏はクーラーの冷えから冷めないように、冬はもちろん冷めないようにと一年中活躍してくれるティーコージです。

今日は少しのお菓子を添えて、大好きなローズ&ミントティーをいただくことにしましょう!
これからの季節、長く暖かいハーブティをいただくために、ぜひティーコージ(ティーポットカバー)をご利用ください!

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