感染防止の手荒れ消毒でお悩みの方に!「ふんわりアロマハンドクリーム」の作り方

新型アロマの影響で店頭からは除菌スプレーや、消毒用ハンドジェルが今もなお売切れ状態です。

何とか手に入れた人はテレビなどの情報からかこまめに手の消毒をされているのですが、消毒用ハンドジェルを使えば使うほど手荒れが起きて困っている人が増えているようです。

そこで今回は、手の消毒によって起きる手荒れで困っている人のために、おすすめのアロマハンドクリームの作り方をご紹介します。

私が実践している手指先の消毒とお手入れ方法

アロマセラピストの私は、日ごろから手洗いや手の消毒は頻繁に行っていたので今に始まったことではないのですが、手の消毒用のスプレーなどはエタノール(アルコール)の濃度が70%位なので、頻繁に使っているとどうしても手荒れが生じてきます。

ここでは、私の日頃の手のお手入れ方法をご紹介します。

1. 1日の中で水のある所では、常にソープで手を洗う。
2. 清潔なハンカチでしっかり水分をふき取る。
3. 持ち歩きの無水エタノールと精油で作った手のハンドジェルやスプレーをたっぷり手にとり、手の表裏と指先、指の間、手首までなじませる。
4. 消毒液が乾いてから、お肌に優しい手作りのハンドクリームを手につけてなじませる。
5. この時に手のひらや指先、指の付け根をマッサージすると手の疲れがとれるのでおすすめ。

私は日頃からこのようなお手入れをしているので、手の消毒をしていても荒れることはありません。

手荒れでお悩みの方には、おすすめです!

ふんわりアロマハンドクリーム

<材 料>
・キャリアオイル……25ml
・フローラウルォーター……15ml ※私が愛用しているのはローズウォーターです。
・ミツロウ……………2g
・シアバター……5g
・パーム乳化ワックス……1.5g
・精油………………3~5滴 ※今回はローズオットー、ローズゼラニウム、グレープフルーツの精油を使用。
*香りや保湿感を望む方は、好みによりハチミツなども入れるとよいでしょう。

<道 具>
・クリーム容器……30ml
・ボトルに貼るラベル
・ガラス棒
・ゴムベラ
・泡だて器
・オイルウォーマー ※無い場合は湯煎のための耐熱ビーカー2つと鍋

ふんわりアロマハンドクリームの作り方

① ミツロウ、キャリアオイル、シアバター、パーム乳化ワックスをオイルウォーマー(あるいは耐熱ビーカー)に入れ火にかけながら沸騰させないように気をつけながらきれいに溶かします。
② 同時に、ローズウォーター(フローラルウォーター)をひと肌位に温めます。
③ ①に②のローズウォーターを少しづつ注ぎ、泡だて器で混ぜ合わせていきます。
④ 目安はクリームが白っぽくなり、生クリームのように角が立つような状態になれば完成。
⑤ 粗熱が取れたら、ローズオットーとグレープフルーツの精油を加えゴムベラで混ぜ合わせ、クリームの容器に移します。
⑥ ラベルに品名、日付、材料名を記入して貼ります。
⑦ 保存期間は約1カ月位を目安に使いましょう。使用する精油により用途も変わります。

新型コロナの感染予防のため、消毒用ハンドジェルの手荒れに悩んでいる方は、ぜひ消毒の後のきれいな手にハンドクリームをつける習慣をつけることをおすすめします。

精油の種類と用途は、以下の記事で紹介しています。

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