粗塩を使って「海辺のポプリ」を作りましょう

晴れたり曇ったり、雨が降ったりと梅雨の季節は気分屋さん。
衣替えでお洋服の色や雨の日の傘、家の中のラグやカーテンなどを明るい色にすることで、何となく気持ちが軽やかになりますね。

それに合わせてお部屋のインテリアも涼し気な装いにすることで、さらに気分も明るく軽やかになるものです。

粗塩を使ったモイストポプリ

そこで今回ご紹介するハーブクラフトは、粗塩を使った涼し気なモイストポプリ「海辺のポプリ」です。

[材料]
・マロウソルト
粗塩カップ1、ブルーマロウの花、ラベンダーオイル

・ローズマリーソフト
粗塩カップ1、ラベンダー、ローズマリー、ローズマリーオイル

※ソルト作りには、必ず粗塩を使用します。

トッピング用のハーブ
コーンフラワー(矢車草)、ローズマリーの小枝
飾りとして天草、海藻、オレンジピール、貝殻やクリスタルなど

・ガラス製の器
金属は錆びのもとになるので、容器はガラス製のものを使用します。

[作り方]
粗塩を使って2種類のモイストポプリを作ります。
①先ずは、マロウソルト。
粗塩にブルーマロウを乾燥させた花とラベンダーオイルを混ぜ合わせて、よく揉み込みます。
花から紫がかった色が粗塩にしみこみ、ラベンダーオイルと混ざり合って、さわやかなラベンダー色のモイストポプリができあがります。

②次に、ローズマリーソルト。
こちらは粗塩に、ラベンダーの花とローズマリーを細かくちぎったもの、ローズマリーオイルを混ぜ合わせて揉み込みます。
ラベンダーの花の香りにローズマリー独特のすっとしたスパイシーな香りがあわさり、ちょっとクールな感じのモイストポプリができあがります。

③マロウソルトとローズマリーソルトの2つをガラスの容器に敷き詰めます。
④ソルトは海辺の砂浜をイメージして、砂浜に打ち寄せられている海藻や貝殻をイメージして飾り付けていきます。
⑤飾り用の天草や海草、オレンジピールで作った小さなヒトデ、可愛い貝殻やガラスでできている貝型のものや、ブルーのガラス玉などを飾ります。
⑥最後に「海の滴」といわれているローズマリーの小枝を飾りましょう。

ローズマリー(Rosemarinus officinalis)は古代ラテン名に由来し、「海のしずく」と言う意味。
野生のローズマリーが、海岸の崖下などで多く見られたところからに由来します。

見た目も涼しげでラベンダーとローズマリーの香りもクールで爽やか。
おもわず、顔を近くに近づけ手でソルトをつまみ上げて香りを嗅いでしまいます。
おまけに両方とも若返りの作用があるのです!

視覚と嗅覚と触覚に刺激を感じられ、目を閉じると波の音が聞こえてきそうでまさに聴覚をも刺激を受ける「海辺のポプリ」。
このモイストポプリは、時間と共に粗塩とエッセンシャルオイルが熟成されていくので、香りの変化も楽しめます。

香りがなくなってきたらエッセンシャルオイルを加えてもいいのですが、私は飾り用の貝殻などを取り、ソルトをバスソルトとして利用します。

作っている時に香りで癒され、お部屋では天然の芳香剤として香りに癒され、バスタイムではバスルーム全体がいい香りに包まれリラックス。
さらに粗塩の効果で毛穴の汚れも落ち、お肌もツルツルになります。

粗塩で作るモイストポプリ「海辺のポプリ」は、梅雨から夏にかけての季節にピッタリです。

ぜひ、チャレンジしてみませんか。

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