23 Jun 2019

目次
~ローゼル(ハイビスカス)~
学 名:Hibiscus sabdariffa
科 名:アオイ科フヨウ属
利用部位:萼と苞、花、茎
種類:低木
主な成分:植物酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸)、アントシアニン、(ヒビスシン)、粘液質(多糖類)、ペクチン、ミネラル(鉄、カリウム)
作 用:代謝促進、消化機能亢進、緩下、利尿
適 応:肉体疲労、眼精疲労、便秘、循環不良
主 産 地 : 西アフリカ、インド~マレーシア
ローゼル(ハイビスカス)の特徴
我が家のローゼルの木が少しづつ大きくなってきました。
ローゼルはハイビスカスティーになる木で、10月~11月ころになると花を付け始めます。
店頭で販売されているハーブティーには、ハイビスカスティーと書かれているものが多いので、観賞用の鮮やかな赤いきれいな花が咲くハイビスカスだと思っている人が多いのではないでしょうか?
実は、観賞用のハイビスカスではなく、ローゼルという近縁種ものです。
ローゼル(ハイビスカス)は、美しい天然のルビー色のお茶が楽しめるハーブティーとして、世界中の女性に人気です。
お茶になるのは、花が咲いた後の赤い愕(ガク)の部分。
花は一日しか咲いていないので翌日にはしぼんでしまい、花が落ちると鍔の分部がふくらみます。
それを乾燥させて細かく砕き、お茶にします。
ローゼル(ハイビスカス)の効能
ローゼルの額の部分には、クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸、アミノ酸、アントシアニン、ポリフェノール、ペクチン、カリウム、カルシウム、鉄などのミネラル分が豊富に含まれています。
熟していない果物に多く含まれるペクチンなどの食物繊維は、整腸作用があり下痢や便秘の改善、善玉菌を増やす働きがあります。
生のビタミンCを入れると、ペクチンとカルシウムの働きで「フルーチェ」のようになるので、ハチミツを加えてデザートとしても美味しくおすすめです。
利尿作用やむくみ予防に
カリウムは体の中のナトリウムを排出させ、血圧を上昇を抑える働きや、老廃物を排泄する働きがあり、利尿作用やむくみ予防にも効果的です。
疲労回復に
クエン酸は、疲労の原因となる乳酸菌の蓄積を防ぎ、エネルギー代謝を促し、肉体疲労の回復を早めます。
さらにリンゴ酸は、クエン酸のサイクルを活発にし、酸性にに偏りがちな体内を弱アルカリに保つ働きがあり、疲労回復に役立ちます。。
抗酸化作用・老化防止・美肌効果に
ハイビスカスにはたくさんの天然成分が含まれていますが、ビタミンCはそれほど含まれていないのでローズヒップとブレンドするのことで相乗効果が得られ、酸味も抑えられるため飲みやすくなります。
酸っぱさが苦手な人はハチミツを加えるといいでしょう。
抗酸化作用、老化防止や動脈硬化の予防、美肌効果にもつながります。
◇熟していない果物にも多く含まれるペクチンなどの食物繊維は、整腸作用があり下痢や便秘の改善、善玉菌を増やす働きがあります。
◇カリウムは体の中のナトリウムを排出させ、血圧を上昇を抑える働きや、老廃物を排泄する働きがあり、利尿作用やむくみ予防にも効果的です。
◇クエン酸は、疲労の原因となる乳酸菌の蓄積を防ぎ、エネルギー代謝を促し、肉体疲労の回復を早めます。
◇さらにリンゴ酸は、クエン酸のサイクルを活発にし、酸性にに偏りがちな体内を弱アルカリに保つ働きがあり、疲労回復に役立ちます。。
◇ハイビスカスにはたくさんの天然成分が含まれていますが、ビタミンCはそれほど含まれていないのでローズヒップとブレンドすることで相乗効果が得られ、抗酸化作用、老化防止や動脈硬化の予防、美肌効果にもつながります。
「洛神花」という生薬としても利用されています。
夏には美容効果が高いローゼル(ハイビスカスティー)がおすすめ
以前はお店で購入していたいのですが、今は我が家の自家栽培です。
手作りなので無農薬で安心。
しかもハーブティーを飲みたい時にいつでもいただけるなんて贅沢ですね。
風邪のひきはじめや、喉の痛み、美肌効果に、クレオパトラも愛飲したと言われているローゼルティー(ハイビスカスティー)。
ドイツでは、疲労回復、健康・美の維持に最適な栄養素がたっぷり含まれているので、抵抗力(免疫)を高めるハーブティーとして有名です。
鮮やかなルビー色の美しさにも癒されるローゼルティー(ハイビスカスティー)は、疲れがたまっている方、胃腸の働きがよくない方、忙しくてお肌の調子がよくないとお悩みの女性におすすめのハーブティーです。