観葉植物の中で今、人気を集めているのが多肉植物です。
今回は多肉植物についてご紹介しましょう。

多肉植物とは

多肉植物は、根や葉、茎に水分を蓄える植物の総称で、比較的ミニサイズのものです。

サボテンも、多肉植物の一種です。

水やりを頻繁にしなくてもよいので、お部屋に緑の植物が欲しいなと思っている人、また植物を育てててもすぐに枯れさせてしまうという方には、ピッタリです。

多肉植物は、色や形なども様々で、乾燥に強いものや弱いもの、比較的暑さに強いもの、寒さに強いもの、また秋に紅葉するものや、お花が咲くものもあります。

園芸店はもちろん、雑貨店や100円ショップでもいろいろな種類の多肉植物を購入することができるので、お気に入りを見つけてみましょう。

多肉植物の選び方

多肉植物を選ぶ際に気を付けたいことは何でしょう?
①自分のお部屋の環境にあった種類(お日様がよく当たる、日陰になりやすいなど)、大きさを選びましょう。
②葉がプリプリした肉厚のもので、色のきれいなものを選びましょう。
③葉がやせていたり、ヒヨロヒョロしたものは避けましょう。
④単品で鉢植えにするか、寄せ植えにするか、タブロー(植物を植え込んでウェルカムボードや 表札、ウォールハンギング)にするか、リースにするかなど、目的に合ったものを選びましょう。
⑤寄せ植えにするときは、環境の似ている多肉植物を選びましょう。
水やりや、日光に当てる際に、環境の異なる植物の寄せ植えだと、上手に育てられないことがあります。

たくさんある種類の中からあなたも、お気に入りの多肉植物を見つけてみませんか。

多肉植物の寄せ植え

今回は、ブリキのポットに何種類かの多肉植物を寄せ植えしてみました。

ハームシー、エケベリア、カランコエ、春萌、パープルキング、白牡丹、オパール、サプセシリス、オロスタキス、セダムなど。

色々な種類を寄せ植えすると、とても可愛く、見ているだけでも癒されますね。

多肉植物を植えるときは、排水性の良い土を使うことが大切です。

多肉植物の大半は、砂漠や海岸などの乾燥した土や砂のところに自生するためです。

多肉植物用の土が販売されていますが、手に入らないときは鉢底石を入れた鉢に園芸土に赤玉小粒、軽石を混ぜて使用するといいでしょう。

土に植える時は、根が切れないようにピンセットなどを使って優しく植えこみます。

水は与えず、乾燥した土に植えこみます。水やりは根が落ち着く2~3週間後に初めて与えます。

これからは、暖かくなってくるのでベランダに出して、日光を当てます。

ただし猛暑、加湿には弱いので、日差しが強くなってきたら半日陰になる場所や、窓越しに日航があたる場所がいいでしょう。

葉に水分を蓄えているので、水やりは10日に一度程度で土が完全に乾いてからにします。

多肉植物は、水をやりすぎないように気を付けることが一番大切です。

今回はブリキの3連ポットに多肉植物を植えこみましたが、素焼き鉢、プラスチック容器、ジャムの空き瓶、木箱、リースの枠などに植えこむと、またガラッと雰囲気が変わります。

一足早く本格的な春に向けて、多肉植物でお部屋に彩を添え、おしゃれなお部屋に衣替えしてみませんか。

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