血管若返りに自宅で炭酸温泉!重曹+クエン酸+精油がおすすめ

今巷で人気の “炭酸” 。
飲料水としての炭酸水はほとんどの人が飲んだことがあると思いますが、最近はダイエットに効果があると言われる炭酸水、毛穴がきれいになりお肌が引き締まると人気の炭酸化粧水や炭酸クレンジング、髪の毛が艶々になる話題の炭酸シャンプー、そして炭酸温泉など。

何故、“炭酸“がこんなに注目されているのでしょう?

炭酸水とは、炭酸ガスを含む水で炭酸飲料と呼ばれるものです。私が住んでいたイギリスやフランスなどヨーロッパでは、炭酸水がメジャーです。

レストランで水を頼むときも、水道水か、有料の水か、単なる水か、炭酸水かを具体的に注文しないと、普通に有料の炭酸水が出てきたりします。
スーパーに行っても水より炭酸水の方が種類が多いのではないかと思うくらいでした。

炭酸水を飲むと、炭酸ガスが胃腸の粘膜を刺激し消化機能が高まり食欲がわいてきたり、腸の蠕動運動が活発になり便通もよくなります。
また、炭酸は疲労物質を中和してくれるので血行が良くなり疲労回復につながるのです。

さらに、食前に炭酸水を飲むと胃腸が膨らみ満腹感を感じるため、食事の量が抑えられ結果ダイエットにもつながります。

ヘアケア商品が人気なのも、炭酸が血管を拡張し血行を良くすることで毛穴が広がり、汚れがとれやすくなることでお肌や髪の毛がきれいになるからでしょう。実際、私もシャンプーを使っていますが髪の毛に腰が出て元気になってきました。

おすすめは冷たい炭酸温泉

炭酸温泉は、湯船に使った瞬間シュワシュワという音とともに細かなたくさんの気泡に包まれ、とても気持ちがいいですよね。
お湯の中に溶け込んだ炭酸ガスが皮膚に浸透し、血管を拡張させ血行を促進することで体が温まります。

先日「たけしの家庭の医学」で血管年齢を下げる温泉ということで和歌山県にある「花山温泉 薬師の湯」が紹介されました。
ここは、唯一の冷たい炭酸温泉として有名なところです。何と温泉の温度は26℃。

温泉と思って入ると、冷たいと感じるくらいの温度ですが、長く使っているとじわじわと温まってきます。

温泉に溶け込んでいる二酸化炭素が血管に入り拡張させ血流がよくなるのです。血圧の上昇が抑えられ、血管の老化防止につながります。
熱いお湯よりも、冷たいくらいの温度の低いお湯の方が炭酸濃度が高くなるため効果があるそうです。
地元の方で花山温泉 薬師の湯に使っている人は、みんな血管年齢が若いというデータも出ていました。

そこで自宅で出来る血管年齢を下げる温泉を実践してみました。
市販の炭酸の入浴剤でもいいのですが、自宅にある重曹とクエン酸と塩にアロマの香りをプラスして入浴剤をつくります。
お掃除用ではなく、食品用を使用しましょう。

自宅での炭酸風呂の温度は35℃位がおすすめとのこと。
温度設定ができないお風呂の場合は、しばらく手を付けてぬるいと感じるくらいの温度にします。

一般の家庭用の浴槽で、重曹が3+クエン酸2+塩1+精油5滴

精油は、体調や目的で選ぶといいでしょう。

ゼラニウム……オレンジバラの香りのようでアンチエイジングにつかわれる
パルマローザ……スキンケアに使われるシトラスとフローラルの間のような香りの
ローズオットー……リラックス効果と女性ホルモンを整えてくれる優雅なバラの香りの
ラベンダー……鎮静作用、ストレス緩和の
サイプレス……ヒノキに似た香り、ストレス解消に

冷たい炭酸風呂は、血管の若返り効果が期待できます。
温泉に出かけなくても自宅で手軽に取り入れることができる炭酸風呂。
季節の変わり目で体調を崩しかけている人も多いようです。エアコンで冷えた体を温めてぐっすり眠りましょう!

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