夏のダメージ肌はアロマでお手入れがおすすめです!

今年の夏は今までにないほどの猛暑で、体はもちろん、お肌もかなりのダメージを受け疲れています。
夏から秋に季節が変化していく今こそ、しっかりお肌のお手入れをしたいものです。
今回は、アロマとハーブでお肌にあう化粧水を手作りしましょう。

秋になる前に夏のお肌のダメージをお手入れしましょう

今までにないほど強い夏の紫外線でお肌の角質が熱くなりゴワゴワ状態、汗をかいてお肌がギトギトしたままでいることでおきるニキビや吹き出物、クーラーのきいた室内では思った以上にお肌が乾燥してカピカピ。
気が付くと、頬のあたりに濃いシミがなんていうことになりかねません。

実は自分が思っている以上に、お肌や頭皮は悲鳴をあげているのです。
そんな状態のまま秋を迎えると大変!!

最近は、毎日のようにテレビやスマホなどでいろいろな化粧水や美容液のCMが流れていて、いざ購入しようと思ってもどれを使えばいいのか迷ってしまいます。私はお肌が弱く成分に反応することもあり、過去何十種類、何百種類という数の化粧品を使ってきましたが、正直あまり変化を感じたことがなかったのです。
いわゆる可もなく不可もなくというものが多かったように思います。

アロマとハーブを使って化粧水を手作り

化粧水は、精油(エッセンシャルオイル)と精製水があれば簡単に手作りできるのです。

市販のものを1本購入しても思っているのもとは違っていたなんてこともなく、好きな香りで、自分の肌質に合わせて、季節に合わせて、その日の状態に合わせて精油を選び、好きな分量で化粧水を作ることができるのがアロマテラピーのいいところです。
合成のものではなく、植物自然素材で何が入っているのかわかっているので安心して使えます。

おすすめのお肌別精油

・普通肌の人には…ゼラニウム・ローズ・ローズウッド・ラベンダー・オレンジ
・乾燥肌の人には…カモミール・フランキンセンス・サンダルウッド・ローズ
・脂性肌の人には…ラベンダー・ローズマリー・ティーツリー・レモン・サイプレス
・敏感肌の人には…カモミール・ローズ・ローズウッド・オレンジ
・頭皮のケアには…ラベンダー・ローズマリー・ペパーミント・オレンジ

基本のローション

さっぱりタイプ
・精製水45ml
・無水エタノール5ml
・好みの精油5滴以内
・ボトル容器

しっとりタイプ
・ローズやラベンダーなどのフローラルウォーター40ml
・無声エタノール5ml グリセリン5ml
・好みの精油5滴以内
・ボトル容器

※フローラルウォーターとは、精油を水蒸気蒸留で抽出する過程で出る副産物。脂溶性の部分は精油、水溶性の部分はフローラルウォーター(蒸留法香水)と呼ばれ、多くの植物の成分が含まれています。香りがとてもよく、昔は医療用としても使われていました。
※手作り化粧水の保存期間は約2カ月程度。
※お肌の弱い方は、エタノールを減量し精製水を増やして50mlになるように調整します。

私は、夏場はラベンダーとローズマリー、暑さが収まり秋になると保湿力の高いローズとラベンダーとローズマリーをブレンドしています。
香りもよく化粧水でお手入れしている間も癒されます。

精油のブレンド濃度

今回は50mlの分量で化粧水を作ります。
精油は濃縮された原液なので、お肌につける時には1%以下の濃度に希釈して使用します。
ちゃんとしてブランドのものであれば、精油ボトルのドロッパー(ボトルの精油が出てくる穴)1滴が0.05mlです。

50ml位の分量でお肌の状態を見ながら作るのがいいでしょう。
精製水10mlで2滴、50mlで10滴、100mlで20滴以内で作ります。

化粧水の作り方

①エタノールの分量を測り容器に入れます。
②精油を加えよく混ぜます。
③精製水あるいはフローラルウォーターを加え、ボトルを良く振ってまぜあわせます。
④ボトルに日付をつけておき、2カ月くらいで使い切るようにしましょう。

夏の終わりに、お肌にしっかり水分を与えてクールダウンし保湿を与えてあげます。
お肌が落ち着いてきたら、ジェルタイプの美容液で保湿します。
私は、お肌の状態を見ながら精油を変えて化粧水を作っています。

秋にかけて、夏のダメージを受けたお肌のお手入れをしっかりしましょう。

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