24 Dec 2018
今年も残り少なくなり、大掃除の時期がやってきましたね。
12月に入り少しづつ一年の汚れをお掃除しようと思いつつ、なかなか手が付けられず年末まできてしまったという方も多いと思います。
たまっている汚れの掃除が終わるころには、手や爪がボロボロになんていうこともありませんか？
そんな方に、身近に手に入る自然素材、重曹とクエン酸（お酢）などに精油のパワーをプラスした安心・安全なお掃除の方法をご紹介します。
市販の洗剤をいくつも使わなくても、子供やペットにも優しいお手入れができるのです。
お掃除を欠かせない場所としては、キッチン周り、ガスレンジと換気扇、冷蔵庫の中、お風呂の排水溝のヌルヌルや浴室の天井のカビ、洗濯槽や下駄箱ですよね。
汚れにはいろいろな種類のものがあるのですが、基本的には汚れを中和させて落とすと考えてください。その代表的な素材として、重曹とクエン酸を使用します。
★重曹は、酸性の汚れを中和し研磨剤としても活躍。
酸性の汚れとしては、油汚れ、手あかや湯あか、排水溝やごみ箱などの腐敗臭など。さらにキッチン洗剤で油を浮かせて洗いましょう。
★クエン酸は、アルカリの汚れを中和して菌の発生を抑える除菌、殺菌効果、消臭効果があります。
アルカリの汚れとしては、石けんカス、皮脂汚れ、水あか湯あか、尿石、タバコの臭いや魚臭など。汚れがガンコな時は、重曹とクエン酸のＷ使いもおすすめです！
まずは、以下の３種類を作ってみましょう！
重曹クレンザーの作り方
<材料>
重曹100ｇ
精油
オレンジ精油 7滴（殺菌・抗ウイルス作用があり、油汚れを分解）
ティートリー精油 3滴（ティートリーには殺菌・抗菌作用がある）
保存容器 密封性のあるものが固まらず良い。100円ショップで購入可能
<作り方>
①保存容器に重曹を入れ、精油を入れる
②しっかりフタをしてよくふる
重曹スプレーの作り方
<材料>
重曹小さじ2
無水エタノール 60ml
精製水 140ml
精油 ティートリー、ペパーミント、ラベンダー、オレンジなど好みのブレンドで20滴
スプレー容器
<作り方>
①ボトルに重曹と無水エタノール精油を加えボトルをよく振ります。
②①に精製水を加えさらによく混ぜ合わせます。
③使う時は、重曹が白く残らないようによく振ってから使用しましょう。
クエン酸スプレーの作り方
<材料>
水１カップ分
クエン酸 小さじ１一杯、ティートリーの精油1・2滴
スプレー容器（100ショップで購入可能）
<作り方>
①スプレー容器に水とクエン酸を入れよく振る
キッチン用洗剤の作り方
<材料>
無水エタノール 25ml
精製水 25ml
オレンジの精油10滴（柑橘系の精油ならＯＫ）
<作り方>
①無水エタノールに精油を加えてよく振っておきます。
②スプレーボトルに①と精製水を加えてよく混ぜ合わせます。
③使用するときには、よく振ってからスプレーする。
キッチン周りのお掃除方法
洗面台やシンクには、重曹パウダーを振りかけて磨きます。
排水溝には、重曹パウダーを振りかけ浸透した頃にお酢をまわしかけると泡がモコモコと出てきて汚れが浮いてくるので、その後洗い流しましょう。
毎夕食後に使うと汚れがたまりません。
まな板は、使用後に、重曹を振りかけて磨き熱湯で洗い流した後、クエン酸をスプレーしておくと汚れや臭いがつきにくくなります。
換気扇は、重曹パウダーにキッチン洗剤を混ぜペースト状にしたものを汚れに付けラップをしてしばらく置きます。
その後、そのままラップで磨くと汚れが楽に落とせるので、その後洗い流します。
ゴミ箱の臭い防止には、重曹パウダーを振りかけておくと効果があります。
下駄箱には、ジャムの空き瓶に重曹を入れ、好みの精油を加えたものを置くと嫌な臭いが重曹に吸着するので気になりません。
バスルームのお掃除方法
浴槽、壁、床、天井などは、研磨作用のある重曹で汚れをこすり落とします。
ひどい汚れは、重曹パウダーをペースト状にして汚れにのせラップを巻いてしばらく置いておきましょう。
その後は、軽くこするときれいになります。
水栓部分には、クエン酸をスプレーして布で磨くとピカピカになります。
リビングのお掃除
掃除機をかけると際には、畳やカーペットに重曹パウダーをまいてから掃除機をかけると嫌なにおいや細かい汚れを吸い込むので、掃除機の排気も気にならずいい香りがしますよ。
窓ガラスのお掃除には、まず乾いた布で汚れを拭き、その後重曹スプレーをふきかけながら拭いていきます。
精油のパワーで汚れが落ちてきれいになります。
お掃除が終わったら万能除菌スプレーを振りかけておきましょう！
お肌に優しい天然素材の重曹とクエン酸、精油を使って大掃除。
アロマの香りがお家の中に拡がり、お掃除をしながら気持ちも楽しく癒されます。
ぜひお試しください！
