20 Oct 2019
木々の緑も少しずつ色づき始めすっかり秋めいてきました。
10月の衣替えに合わせて、香りも秋の香りへ衣替えしませんか?
平安時代から始まった香りを焚きしめる身だしなみ
日本では平案時代から始まったと言われていると衣替えですが、四季の移り変わりを香りに託して着物に焚きしめていました。
身に着ける着物に香りを焚きしめるのは、この時代の高貴な人たちの身だしなみとされていました。
その頃の名残りでしょうか着物を着た時には、私もやはり匂い袋やお香を身に付けます。
現代では、海外製品や日本製品などたくさんの種類の香水が販売されていますが身に着ける時は、香りは強すぎず、弱すぎず、ふんわりといい香りがする程度につけるのがマナーです。
街ですれ違ったときにそんな香りをまとっている人に出会うと、なんと素敵な人なのだろうと思うのは、私だけではないでしょう。
秋は落ち着いたオリエンタルな香りがおすすめ
私も夏は柑橘系やシトラス系の香りが中心でしたが、秋になると少し甘い、オリエンタル的な、さらに草木や土の香りが多少感じられるような落ち着いた香りに惹かれます。
アロマテラピーで使われる精油(エッセンシャルオイル)には、自律神経とホルモンバランスをコントロールする脳の視床下部に働きかけ、心と体のバランスを調整してくれる働きもあります。
これからの季節はお部屋の中で過ごすことが多くなります。
より快適に過ごすために、お洋服やカーテン、絨毯などと一緒に、香りも秋の香りへ衣替えしてみませんか。
秋の夜長におすすめの香り
カモミール
サンダルウッド
サイプレス
フランキンセンス
プチグレン
クラリセージ
バニラ
シナモン
ティートリー
好みの香りを2・3種類ブレンドして、アロマランプやアロマディフューザーでお部屋に香りを拡散しましょう。
好きな香りをブレンドしてお部屋で香りを焚くことでお部屋中に香りが拡がり、一日の疲れも吹き飛びリラックスした時間を過ごすことができます。
またお部屋の空気も浄化し循環してくれます。
窓を閉めたままの日が多くなるので、殺菌作用のあるティートリーを1滴加えると空気の清浄にもなります。
ぜひ自分好みの香りを見つけて、素敵な秋の夜長を過ごしましょう。