5 Sep 2020
今年の夏はマスクが必須。
1日中仕事でマスクをつけることで、ニキビやお肌のトラブルが増えているようです。
今回はその原因と対処法、お肌をトラブルから守るためのる手軽で優しいクレンジングオイルをご紹介します。
メイクをしてマスクをしなければいけない女性はもちろんのこと、先日タクシーに乗った時に中高年の男性の運転手さんでしたが、「1日中マスクをしているせいか生まれてはじめてニキビができて困っている。」というのを聞いて、お肌のトラブルは女性に限らず男性にとっても悩みの種なんだなと感じました。
どんなお肌のトラブルが増えているのでしょう?
1.鼻のあたりにニキビができる。
2.顎のあたりにブツブツができている。
3.唇のまわりが荒れている。
4.マスクが擦れて鼻や頬が赤くなったり、痒くなったりする。
5.マスクの枠があたる目の下あたりにポツポツができている。
マスクによるお肌のトラブルの原因
何故1日中マスクをつけているとお肌のトラブルが増えるのでしょう?
1.呼吸をするたびに息がマスクの中にたまり、温度も湿度も上がり雑菌が繁殖しやすい状態になっているためニキビなどができやすくなります。
2.特に女性は、呼吸することで息による湿度や汗(脂分)をかいても拭き取らず、さらに上からファンデーションをなどを重ね塗りすることでメイク素材や脂分などの汚れが毛穴に残り、毛穴がつまりニキビや吹き出物ができやすくなります。
3.お肌とマスクの繊維質がこすれることにより、お肌がデリケートになっているため赤くなりやすいのです。
4.マスクをつけたまま1日中クーラーの効いた室内で仕事していたり、気温の高い外にでかけたりすることで、お肌も水分と脂分のバランスの調整がうまくできず悲鳴を上げています。
マスクの中に湿気が溜まっている状態から、マスクを外した際に一気に水分が蒸発することで、今度は必要以上に乾燥してしまいます。
5.マスクの素材がお肌に合わない。
6.紫外線焼けによるトラブル。
お肌の出ているところだけに日焼け止めを塗っている人がいますが、マスクの中も紫外線が通り抜けます。顔全体に日焼け止めを塗ることが大切です。
7.お肌は弱酸性なので、汗や汚れなどによりアルカリ性に傾くとお肌のバリア機能が崩れトラブルがおきやすくなります。
マスク生活でお肌のトラブルを防ぐために大切なこと
1.マスクの中で汗をかいたら、こまめに拭き取ります。
2.脂分でメイクが崩れテカテカしている時には、汚れの拭き取りと保湿を兼ねて化粧水などで一旦汚れを拭き取ってからメイクを直しをします。
3.夏だからこそ、マスクの下だからと手を抜かず化粧水や乳液あるいはクリームなどで保湿をしっかりとし、お肌を常に弱酸性に保っているように気をつけます。
4.顔全体に日焼け止めをしっかり塗って紫外線からお肌を守ります。
5.お肌の弱い方などは自分にあったマスクの素材を選び、呼吸のしやすいマスクや、汗などを吸収してサラサラを保てるマスクなどを選ぶといいでしょう。
お肌に優しい、ホホバ油と精油で作るクレンジングオイル
自分が選んだ成分で自分好みの濃度、香りで手軽に作れる、お肌に優しいクレンジングオイルをご紹介します。
手作りクレンジングオイル
〈材料〉
・ボトル
・ホホバ油(ベース)30ml…保湿力が高く参加しにくいオイル。皮脂バランスを調整、炎症を抑えシミ・シワを防ぐ。化粧品に使用される。
ラベンダーの精油2滴
ティートリーの精油1滴
※ラベンダー、ティートリーの精油は、ともに抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用にすぐれており、
ブレンドすることにより相乗効果でニキビや、傷などをはやくよくする作用がある。
〈作り方〉
1.アルコール消毒をしたボトルに、ホホバ油を入れラベンダーとティートリーの精油を加えます。
2.ボトルをよく振り、混ぜ合わせます。
3.使用する際にもボトルを振って使います。
4.メイクを落とすときは、まず目元と口元のポイントメイクを落とし、その後に大さじ1杯くらいの分量を手に取り顔全体になじませながら汚れを浮かします。
5.オイルを拭き取り、洗顔をしたら、たっぷりの化粧水と乳液かクリームで保湿をしてお肌を整えましょう。
精油とホホバ油で作るクレンジングオイルは、お肌に優しいだけでなく、ラベンダーの香りに癒やされ疲れも吹き飛びます。
大切なのは、まずは1日のお肌の汚れをしっかり落とすことが大切。
1日中マスクをつけているからこそ、顔全体の汚れもや毛穴に溜まっている汚れをしっかり落とし、化粧水と乳液やクリームでお肌を保湿しましょう。
日頃のお肌のお手入れをすることで、マスクによるニキビやお肌のトラブルを防ぐことができます。
ぜひ、お試しください。