26 Dec 2018
本格的な寒さと共に様々なウイルスによる感染症、風邪やインフルエンザ、肺炎、ノロウイルス、RSウイルス感染症、溶連菌感染症が流行り始めるこの季節は体調管理に気をつけないといけません。
中でも毎年必ずと言ってもいいほど流行するインフルエンザは要注意ですね。
そんななか、日本紅茶協会のサイトで、NPO 法人バイオメディカルサイエンス研究会 理事長特任研究主幹 国立感染症 協力研究員 医学博士 中山幹男先生へのインタビュー記事で、紅茶がインフルエンザに対する感染伝播阻止効果があると話されている記事を読みました。
以前から、紅茶のポリフェノール成分であるテアフラビンがインフルエンザのウイルスを抑制するというのはよく言われていたので知っていはいましたが、研究結果として発表されているのを始めて目にしたのです。
その記事では、以下のような5つのポイントが書かれています。
紅茶がインフルエンザ予防に効果的な5つのポイント
ポイント1.「紅茶ポリフェノール」はインフルエンザの感染力を奪います。
ポイント2.15秒でウイルスを殺す紅茶の力。
ポイント3.新型インフルエンザにも効果を発揮。
ポイント4.熱が下がっても、紅茶で感染予防。
ポイント5.「マスク、手洗い、紅茶」を冬の習慣に。
「日本紅茶協会 紅茶Laboのインタビュー記事より」
紅茶はインフルエンザウイルスの感染症を15秒で99.9%失わせることが可能だということです。
ただし薬用効果はミルクなどは入れずにストレートで飲むこと。
ハチミツなどはOKです。少々のハチミツと生姜を入れると体もとても温まります。
紅茶ポリフェノールのパワー
今更ながら、紅茶ポリフェノールパワーはすごいですね。
紅茶には、カテキンやテアフラビン、テアルジンなどの抗酸化作用の高いポリフェノールの他にも、カフェイン、ビタミン、アミノ酸など多くの成分が含まれていて、ガンや生活習慣病、ダイエット、アンチエイジングなどにもよいと言われていて薬用効果がとても高いのです。
寒い冬は朝晩の2回、温かい紅茶を飲んで体を温めて免疫を高めましょう。
体も心もほっとして癒されます。
カフェインの気になる方は、ノンカフェインの紅茶もあります。
また、紅茶のリーフやティーパックを使用した後、色味と味が薄くなってしまっても、薬用効果はたっぷりと残っているので、捨てずに “紅茶うがい”として使用しましょう!
インフルエンザは気温が下がり空気が感染し、湿度が50%以下になるとウイルスが空気中に飛散し活動しやい条件がそろうと言われています。
お部屋が乾燥したら、加湿器などを使って湿度を上げることも大切です。
私はお部屋の湿度が50%以下になったら、アロマディフューザーで抗菌・抗ウイルス作用、殺菌作用のあるティートリーやユーカリなどの精油を加えて加湿しています。
日本や中国では古くからお茶は薬として愛飲されてきましたが、ヨーロッパでも紅茶は「東洋の神秘薬」として万病に効くと愛飲されてきました。
ぜひ紅茶パワーで、元気に寒い冬を乗り越えましょう!