25 Nov 2023
心底から体を温めてくれる温かい飲み物が恋しい季節がやってきました。
寒い冬の定番と言えば赤ワインを使ったホットドリンクですね。
今回はアルコールを使用しないノンアルコールの「グリューワイン風ドリンク」をご紹介します。
グリューワインとは?
「グリューワイン」とはホットワインのことで、ワインにスパイスとフルーツ、シロップを入れて温めいただく飲み物です。
暑いスペイン発祥の炭酸で割って飲む爽やかなイメージの「サングリア」、また寒いドイツ発祥のクリスマスの時期に飲む温かい「グリューワイン」というイメージがあります。
販売されている商品では、メーカーによっては爽やかなテイストだったり、優しい甘さがあったり、スパイスがよく効いていたりと様々ですのでお好みのテイストを選ぶといいですね。
私は、あまり甘くなくてスパイスがよく効いているものが好みなので、いつも手作りしています。
今回は寒い冬のドイツをイメージしてこっくりした、ノンアルコールタイプのスパイスの効いたグリューワイン風ドリンクを作ります。
ノンアルコールで作る「グリューワイン風ドリンク」
「グリューワイン風ドリンク」の作り方
【材料】
・ぶどうジュース
・オレンジジュース
・スライスオレンジ(無農薬のもの)orスライスレモン
・シナモンスティック ※血行促進、体を温める作用がある。
・オールスパイス(シナモン、クローブ、ナツメグのミックスしたような香り)
※クローブ…冷え性によい。生薬の丁子として、冷え性による胃腸障害や腹痛などに処方される。
※ナツメグ…体を温める効果がある。胃の働きをよくし、消化を促す働き。
・黒コショー ※血行促進、消化機能・食欲増進、リラックス効果がある。
・ジンジャー(ショウガ)薄切り ※体を温める、発汗、食欲増進の働きがある
・ハチミツ(お好みで)
・ミント
【作り方】
①お鍋に、ミント以外の材料をすべて入れて火にかける。
②ひと煮立ちさせたら、弱火にして3分~5分位火にかける。
③スパイスの香りが漂ってきたらOK。
④飲む直前ににミントの葉を浮かべると香りがいいです。
アルコールが入っていなくても、オールスパイスに含まれるシナモン、クローブ、ナツメグには体を温める、抗菌・殺菌作用、鎮痛作用や抗酸化作用があり、
スパイスのジンジャーやシナモン、黒コショーには体を温める、発汗作用、食欲増進作用もあるので、お酒の飲めない方やお子さんにもおすすめです。
冬の寒い日に、冷えた体を温めてくれる最高のホットドリンクですね。
大人用には、ぶどうジュースの代わりにホットワインで作るとホットサングリアになり、ほんのりアルコールが体を芯底から温めてくれ、リラックスできます。
ホットサングリアの作り方は、以下の記事を参照してください。
まとめ
今回はアルコールが苦手な方やお子さんでも飲める、ジュースをベースにして作るノンアルコールの「グリューワイン風ドリンク」をご紹介しました。
フルーツやジュースを変えて、ハーブ、ジンジャーやシナモンなど、お好みでアレンジできる「グリューワイン風ドリンク」、これからの季節におすすめです。
またグリューワイン(ホットサングリア)はアルコールをベースにしているので、心底から体を温め、リラックスさせてくれる寒い冬におすすめの飲み物です。
赤ワインをベースにして作るポリフェノールたっぷりのこっくりとした大人の飲み物、白ワインやロゼをベースにして作るちょっと辛口タイプもいいですね。