3 Oct 2021
今回は手軽に育てられる日本のハーブとも言えるスプラウトをご紹介します。
お野菜が高く葉野菜から栄養が取れないと困っている方、手軽に育てられるスプラウトから体に必要な栄養を補うことができるのでおすすめです。
目次
スプラウトとは
スプラウトとは、主に穀類、豆類、野菜の種子を発芽させた新芽で、発芽した芽と茎を食べる発芽野菜または新芽野菜、ハーブです。
スプラウトとは、英語で「植物の新芽」という意味で、実はビクトリア王朝時代から食べられているのです。
お野菜が高騰している今、我が家では室内で何種類ものスプラウト育てています。
畑がなくても、スプラウトはすぐに芽を出してくれるので、最近は人気の商品です。
種を巻いて10日もたつと、お店で売っているような立派なカイワレやブロッコリーの芽になり、私たちのお口の中に入るのです。
スプラウトは成熟野菜の5倍のビタミン
スプラウトには、多くの栄養素が含まれていて、ビタミンC・ビタミンB1・B2・β-カロチン・ミネラル、ビタミンEは新芽のほうがたっぷり含まれており成熟野菜の約5倍もあるそうです。
アメリカ国立がん研究所によると、ブロッコリーの新芽には、発ガン抑制効果があると発表されています。
新芽に多い化学成分「ファイトケミカル」には抗ガン作用・抗酸化作用があることが判明しているのだから、素晴らしいお野菜・ハーブなのです。
スプラウトにはどんなものがあるのでしょう?
スプラウトの代表といえば、カイワレ大根のスプラウト
スプラウトにはいろいろな種類のスプラウトがあります。
カイワレ、マスタード、ラディッシュ、アルファルファ、大豆、紅花、ゴマ、ルッコラ等などなど。
どれもちいさくても、しっかりそれぞれのお野菜の味がします。
1週間から10日くらいで育ってしまうのでとても便利。
どんどん育てて、どんどん食べて、元気になりましょう!
こちらは、マスタードのスプラウト
こちらは、ソバのスプラウト
茎が少し赤みを帯びているいのが特徴です。
少し育ったら種の上の部分で収穫し、水を与えているとすぐにまた伸びてきて何度も何度も収穫ができます。
ソバのスプラウトがもう少し育ったら、根本で収穫したあと土に埋めて育ててみようと思っています。
こちらは、ブロッコリーのスプラウトが芽を出し育っている様子
スプラウトは種を巻いて、ひたひたの水を毎日取り替えるだけでいいのだから、こんなに簡単なガーデニングはないですね。
つい、”お手軽、簡単!スプラウト栽培!”と宣伝したくなってしまう。
めんどくさがりの人にはうってつけ。
体に必要な栄養素を手軽に補うことができます。
更に、お部屋のあちらこちらに、ちょっとおしゃれな容器に入れてスプラウト置いておくと、リビングやキッチンのインテリアにもなります。
スプラウト栽培は一度始めると癖になります。
だって芽の出し方がとっても可愛いくて、なんか早送りの植物の映画を見ているように育つのです。
毎朝「今日はどのくらい大きくなったかな~」と成長状態をみるのが楽しみです。
葉物野菜が高騰し、お野菜からの栄養が取れないとお悩みの方、短期間で成長し収穫、毎晩のように食べることができる美味しいスプラウト。
この機会にぜひいろいろなスプラウト栽培にチャレンジしてみませんか?