エルブ・ド・プロバンスでお料理をワンランクアップ!

外出自粛の今、毎日家で食事をしていると、そろそろいつもと違うお料理を食べたいなと思いますよね?
今回は、南フランスのプロバンス地方では欠かせない、エルブ・ド・プロバンスをご紹介します。

エルブ・ド・プロバンスとは?

エルブ・ド・プロバンスとは、太陽が燦燦の青空と自然豊かな南フランスのプロバンス地方で、田舎料理や地中海料理に使われるハーブをミックスしたものです。

特に決まったハーブではなく、この地方の代表的なハーブがミックされているもので、お店や各家庭によりハーブのバランスが違います。

香り豊かなハーブミックスはとても風味がよく、見た目にも鮮やかで、南フランスのお料理には欠かせないミックススパイスです。

エルブ・ド・プロバンスを使うだけで、普段のお料理がワンランクアップすることは間違いありません。

我が家でもたくさんのハーブを育てており、ちょうど今の季節すくすくハーブが育っているので収穫して、我が家のエルブ・ド・プロバンスを作りたいと思います。

エルブ・ド・プロバンスに使用するハーブスパイス

エルブ・ド・プロバンスは特に決まったハーブスパイスや分量はありません・
好みに合わせてマイ・エルブ・ド・プロバンスを作りましょう。

我が家のエルブ・ド・プロバンスは、ベランダで育てているたくさんの種類のハーブスパイスを使います。
ローズマリー
タイム
セージ
サボリ―
マジョラム
タラゴン
バジル

1.これらのハーブを収穫し風通しのいいところで1日乾燥
2.ドライハーブを細かく砕く
3.ブレンドして保存ビンに入れて保管

★乾燥させる方法は
①ひものなどをほす作るネットに入れて乾燥
②収穫したハーブを束ねて、洗濯ばさみで吊るす
③ざるに入れて日陰で干す
④電子レンジで乾燥
電子レンジは香りが飛びやすいので、乾燥させる時間に要注意です。

ハーブはシングルで使うと青臭い味しますが、香りのいいハーブを何類もブレンドすることで、マイルドな豊かな深い美味しさを演出してくれます。

また、香り豊かなエルブ・ド・プロバンスをお料理に使うことで塩分の減少にもつながります。

エルブ・ド・プロバンスに適したお料理

エルブ・ド・プロバンスは、魚やお肉などの臭みを消し、ハーブ独特の深い風味付けをします。
魚料理や長く煮込む肉料理の香りづけやシチューの下味、ラタトゥユ、卵料理、ポークビーンズなどにピッタリです。

特におすすめのお料理「大豆ミンチdeチリコンカン」のレシピをご紹介します。

大豆ミンチdeチリコンカン
<材料>
大豆deミートのミンチタイプ 半袋
大豆の水煮 200g
エビ・あさり(冷凍で可)150g
玉ねぎ 1/2個
ピーマン 2個
にんにく 1片
チリパウダー 大さじ1/2 、クミンパウダー 小さじ1
*トマト缶(カット) 1/2缶
*赤ワイン 100cc
*ローリエ 1枚
*コンソメ 10g
*ウスターソース 大さじ1
*ケチャップ 大さじ1
*エルブ・ド・プロバンス(ミックスハーブ)

<作り方>
①玉ねぎ&にんにくはみじん切り、ピーマンは1㎝角に切る。
②オリーブオイルで、にんにく&玉ねぎを炒め、玉ねぎが色づいたら大豆ミンチを入れて炒める。チリパウダー&クミンパウダーを入れる
③*の材料を入れて、10分くらい煮詰める。
④最後にピーマンを入れて、炒めて出来上がり。

エルブ・ド・プロバンス(ミックスハーブ)は、南フランスのお料理には欠かせないミックススパイスです。
いつも作っているお料理にエルブ・ド・プロバンスを使うことで、できあがったお料理がワンランクも2ランクもアップします。

お家で過ごすことの多いこの時期に、ぜひエルブ・ド・プロバンスをお試しください。

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