23 Nov 2018
冬になり本格的な寒さがやってくると恋しくなるのがココアです。
スキー場では必ずと言っていいほど、コーヒーではなくココアを飲んでいました。
ココアを飲むと体の芯からポカポカと温まってきて、ほっこり。理屈ではなく体が欲していたのでしょうね。
実は、そんなココアには栄養がたっぷり含まれていて優れた健康食品とも言え、世界中で健康効果が注目されているのです。
ココアの優れた健康効果とは?
ココアの主原料はカカオ豆。そのカカオには、カカオポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールには5000種類とも言われるほどたくさんの種類があり、ハーブやお茶を始めワイン、その他私たちが普段食べているたくさんの食品にも含まれています。
ポリフェノールは、抗酸化作用が大変強く、活性酸素を抑えるなど生活習慣病の予防に役立つ成分として最近注目され、様々な研究もおこなわれています。
中でもカカオポリフェノールはココアやチョコレートに含まれており、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ動脈硬化を予防したり、血管の炎症を修復したり、細くなっている血管を広げる作用があります。
毛細血管が強化されると血液循環もよくなるので、手先足先も温まり冷え性の改善にもつながるのです。
またカカオポリフェノールは、紫外線による活性酸素を除去し、女性に大敵のシミやそばかすを防いだり、アレルギー症状の発生を抑える働きもあると言われています。
さらにココアには、タンパク質、脂質、炭水化物、植物繊維、カルシウム、ナトリウム、カリウム、鉄、リン、亜鉛、銅、ミネラル、テオブロミンなどたくさんの栄養素も含まれています。
ココアの成分表を見るとココアには食物繊維も豊富で、セロリやゴボウより食物繊維が多いのも特徴です。
腸の中の善玉菌を増やし、便秘や下痢の症状も改善につながるという研究成果もあります。
テオブロミンはココアのみに含まれており、コーヒーや紅茶、緑茶には含まれていません。
テオブロミンはリラックスを促すココア特有の成分で、脳内や体内に作用することで自律神経に働き、ホルモンバランスを整えてくれる働きがあります。
だから、ココアを飲んだ時にほっとしてリラックスできるんですね!
ポリフェノールの抗酸化作用でで免疫細胞の働きを高めることが、風邪やインフルエンザ、ピロリ菌などの感染を予防することにもつながるということが、研究などでもわかってきているそうです。
私がおすすめのココアの飲み方
私は1日1回ココアを飲みますが、おすすめのココアは甘い砂糖やミルクをを含まないピュアココア(純ココア)で作る “ホットジンジャーココア” です。
<ホットジンジャーココアのレシピ>
豆乳+ピュアココア+シナモンパウダー+ジンジャー(生姜)パウダー
ちょっと甘みが欲しいときは、マシュマロを入れると少しづつ溶けて甘みを感じられます。
またハチミツもいいですね。
体が芯から温まってほっとします。
1日の疲れも和らぎリラックスできるこの時間が大好きです。
ココアには、抗酸化作用と体を温める働きがああり、冷え性改善や美肌効果、免役細胞の強化、老化防止などたくさんの健康効果が報告されています。
冷え性でお悩みの方、冬こそおすすめ!ココアポリフェノールをしっかり摂り入れて、冷え性改善・免疫力アップにつなげましょう。
寒がりやさん、まず1日に1杯のココアから取り入れてみてはいかがでしょう?