ローズゼラニウムの手作り入浴剤で疲労回復&リラックス

ローズゼラニウムってどんなハーブ?

ローズゼラニウムは、春から初夏にかけてピンクの小さな可愛い花が咲くのですが、香りは花ではなく葉にあります。
バラの香り成分でもあるゲラニオール、シトロネロール、リナロールの成分が含まれているため、バラの香りに似た甘く優しい香りを放ちます。

ゼラニウムの香りにはストレスによる緊張をや和らげ、心と体のバランスの乱れを調整する働きがあると言われており、疲れがたまっている時にゼラニウムの葉に触れると幸せな気持ちになります。

落ち込んでいる気分を高揚させ、イライラやストレスを和らげてくれます。
また、女性にとって大切なホルモンの分泌や皮脂のバランスを回復させる働きがあるということで、ローズゼラニウムはバラの代わりに、お化粧品や香水、入浴剤などに多く活用されています。

成分のひとつのシトロネロールは蚊が苦手な香りと言われているので、窓辺に飾るとよいでしょう。
ホームセンターなどでは、ゼラニウムと蚊酔草の区別がなく売られていることがあるのですが、蚊酔草(蚊連草)のほうがローズゼラニウムより少し柑橘系の香りが強く、葉っぱも全体にローズゼラニウムより細い感じです。

手軽な入浴剤の作り方

①収穫したローズゼラニウムの葉を全部集めて大きなステンレスのお鍋に入れます。
②ゼラニウム以外に、レモンバーベナ、タイム、マジョラム、ローズマリー、ペパーミントなど収穫したハーブをステンレスのお鍋に入れます。
③火にかけてしばらく煮詰めると、あたりがいい香りに包まれてきます。
④ローズゼラニウムには忌避成分があり虫がよってこないといわれています。
網で液体を濾して天然塩を混ぜ容器に保存しておくと便利です。

この手作りの入浴剤をバスタブに入れてゆっくり身を沈めると、お風呂の中がゼラニウムの香りに包まれ心も体もリラックス。疲れも吹き飛んでしまいます。
さらにお塩の発汗作用で、お肌の老廃物と共に汗がどんどん流れ出てきて、お肌もしっとりツルツルになります。

心と体の疲労回復には、ローズゼラニウムとハーブの香りの入浴剤をおすすめします。

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