ラベンダーは香りも見た目も癒やされる初夏の代表ハーブ

今日は梅雨の中休みか、まるで初夏のような陽気です。

我が家のベランダガーデンでは、ラベンダー・デンタータとレースラベンダーが満開を迎えています。

これらはハーブとしての薬効はありませんが、見た目にも香りにも、心身ともに癒やされるラベンダーです。

梅雨が開けて本格的なイングリッシュラベンダーの季節がやってくるのが楽しみです。

こちらは2006年のラベンダー・デンタータ


ラベンダー・デンターターは四季咲きで、一年に3・4回花を咲かせますが、今の時期が一番見事に咲いています。

ラベンダー・キューレッドに続いて、次に咲きだす品種のようです。

ラベンダー・デンターは、深く切れ込んだ灰緑色の葉っぱが下のほうにたくさん付いており、まっすぐに上に向かってシャンと姿勢良く咲いている、とてもお行儀のいいラベンダーです。

花茎は長く、花穂は薄紫色で短いのが特徴です。

イングリッシュラベンダーほど香りは強くはありませんが、葉っぱに触れたり水遣りをすると、ふわーっとラベンダーのいい香りがするので大好きです。

きれいな花をいっぱいに咲かせているので、ずっと眺めていたいのですが、枝を刈り取ると次々と脇芽が出てたくさんの花が咲くので、こんもりときれいな形になります。

こちらは上の画層のラベンダーが15年たった、現在のラベンダー・デンターターの写真です。

15年立つと株も多くなり、葉の色も濃い緑色になりました。

そして、こぼれ種から目が出てこんなにたくさんの苗が育っています。

香りはすっかり、ラベンダーです!
これからどんなふうに育っていくのかとても楽しみです。

こちらはレースラベンダー


レースラベンダーは、シソ科のラベンダーですが観賞用に作られたもので、ラベンダー特有の香りはありません。

葉のシルバカラーの繊細な切込み模様がレースのように見えるところから、レースラベンダーと言う名前がつけられました。

薄紫の花もリボンのようで風に揺れる姿がとても可愛いのが特徴です。

花はすぐにしおれるので、きれいなときに刈り取って押し花にし、ハガキにするととても喜ばれます。

ラベンダー全般にいえることですが、イングリッシュラベンダーに続いてレースラベンダーも暑さと湿気に弱いので、風通しのいい乾燥気味の環境で育てるときれいに花を咲かせてくれます。

これからの季節は、朝早く涼しいうちに水やりをします。

太陽がガンガン出ているときに水やりをすると、土の中が沸騰状態になり枯れてしまうからです。

ラベンダーを初めて育てると、必ず水をやりすぎて根腐れをおこさせ枯れてしまいます。

土に指を差し込んで、乾燥していたら底から流れるくらいにタップリと水を与えましょう。

6月から7月になると、「香りの女王」と呼ばれるイングリッシュ・ラベンダーが咲きます。

一年に一度の贈り物とも言える、素晴らしいラベンダーの香りに心底、癒やされる日が、とても待ち遠しいです。

関連記事