節分にローズマリーと煮干しで魔除け飾りが作れます

2021年の節分の日は2月2日になります。
節分の日の魔除けに飾る柊鰯(ヒイラギイワシ)の代わりに、ローズマリーと煮干しを使って作る魔除け飾りを玄関に飾りませんか。

節分の日

旧暦の二十四節気では2021年の立春の日は2月3日。
まだまだ寒い日が続いていますが、昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、春が始まる、1年の始まりという日です。

そして、今年の節分の日はその前日の2月2日となります。
旧暦の二十四節気では、節分と立春は、現代の年末12月31日と年始1月1日にあたり、寒い冬が終わり春の始まりを意味しています。

季節の移り変わには邪気が入りやすいということで、邪気を追い払うための行事として節分祭が執り行われていました。

節分の魔除けに柊鰯(ヒイラギイワシ)


平安時代より節分の日には鰯(イワシ)の頭を焼いて、トゲトゲのある柊(ヒイラギ)に刺して、玄関や軒先に飾るという風習がありました。

鰯の頭は焼くと強烈なニオイがするし、柊(ヒイラギ)は葉にトゲトゲがあることから、嫌なニオイと尖ったものは鬼が嫌がるため、玄関に飾ることで鬼を家に寄せ付けない、邪気を寄せ付けないとされてきました。

昨今では柊鰯(ヒイラギイワシ)は見られなくなってきましたが、京都では花街や住宅街を歩くと今でも玄関先に柊鰯(ヒイラギイワシ)が飾ってあるのを見かけます。

ローズマリーと煮干しで魔除け飾り


鰯と柊(ヒイラギ)で作る魔除けの飾りですが、鰯の頭をしっかり焼くのには時間がかかり強烈なニオイが家中にこもってしまいます。
さらに、最近は柊(ヒイラギ)はなかなか手にはいりません。

そこで、スーパーで簡単に手に入る煮干しと我が家で育てているローズマリーで節分の飾りを作ってみてはいかがでしょう?

ローズマリーの主要成分である1.8シネオールには抗菌・抗ウイルス作用、カンファーには防虫作用や殺菌作用があるので、魔除けとして玄関や軒先の魔除けにはぴったりだと思います。

節分の行事

古くから伝統的な節分の行事として、柊鰯(ヒイラギイワシ)の魔除け飾り以外にもあります。
1.柊鰯(ヒイラギイワシ)の魔除け飾り
2.豆まき
3.恵方巻

豆まきは平安時代から始まったといわれており、豆と鬼の目を魔目との語呂合わせで、鬼の目に豆を投げて追い払うという意味合いがあると言われています。

節分の日の夕暮れまでに玄関や窓などすべてを開け放し「鬼は外、福は内」といって豆を巻き、鬼を追い出したら福が逃げないように、すぐに戸締まりをします。
その後、年の数か+1個多く豆を食べるという習慣です。

恵方巻は、江戸時代に関西から始まった習慣で、今は全国に拡がりこの時期はスーパーでも太巻きが販売されています。

たくさんの具が入った太巻きを包丁を入れずに丸々1本、その年の恵方を向いてよそ見をせずに願いを込めながら黙って丸かぶりします。

その年の恵方は歳徳神(としとくじん)といい、1年を守ってくれる神様がいる方角といわれ、丸かぶりすることで縁を切らない、縁起がいい、魔除け、商売繁盛という意味合いがあります。

京都では、恵方参りと言われ、その年の恵方にある神社・寺に初詣にでかけるという習慣もあります。
ちなみに2021年の恵方は、南南東です。

新型コロナの感染症でお家時間が増えている今だからこそ、ローズマリーと煮干しで魔除け飾りを玄関に吊るして、コロナ鬼が外からお家に入ってこないように「コロナ鬼は外、福は内」と豆まきをしてコロナ鬼を退治し縁起のいい年にしたいものですね。

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