「ルッコラ」はクレオパトラも好んだアンチエイジングなハーブ

今日はベランダガーデンで収穫した、ロケット(ルッコラ)をご紹介します。
ルッコラは古代エジプト時代より、かの有名なクレオパトラも好んで食べたと言われる栄養が豊富なハーブなのです。

ルッコラの特徴


学    名:Eruca vesicaria
科   名:アブラナ科
別  名:ロケット(英語) ※ルッコラはイタリア名のルーコラに由来する
和  名:キバナスズシロ
性  状:一年草
主な栄養成分:ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、βカロテン、カリウム、カルシウム、アリルイソチオシアネート(辛味成分)、クロロフィル
原産地: 地中海沿岸

ルッコラは栄養豊富でアンチエイジング

ルッコラにはとても豊富な栄養成分が含まれています。
ビタミンB群は酵素がたっぷりで体の中の代謝を助け、ビタミンCは抗酸化作用が高く、美肌やアンチエイジングに働きかけ、クロロフィルは抗酸化作用や造血作用が高いと言われています。

また、辛味成分のアリルイソチオシアネートは、抗酸化作用、抗菌作用、抗ガン作用や血栓作用の予防に良いとされています。

年中収穫できるのに栄養豊富で美味しいルッコラは、私にとってはまさにスーパーフード。

ここのところ暖かい日が続いているせいか、どんどん葉が茂ってくるのでいつでも収穫できます。

ルッコラは15℃~25℃が発芽温度と言われていますが、寒さに強く、種をまけば一年中収穫可能。

ほおっておくとどんどん葉が大きく硬くなるので、いい加減のところで収穫しましょう。
ほとんど、害虫もつかないのでベランダなどでも手軽に育てることができます。

おすすめのお料理

ルッコラは世界中のお料理に使用されているハーブ。
口に入れると、まるでゴマのような味と香りで、少しピリッとした苦味のあるところが何ともいえず美味しいのです。

和食や洋食を始めイタリア料理、スペイン料理、フランス料理、ギリシャ料理、トルコ料理など各国のお料理に使われています。

手軽に食べるには、ルッコラのおひたしや、オリーブオイルと塩コショーと豆で和えたフレッシュサラダ。
生ハムを巻いてオードブルに。
パスタやピザ、チーズトーストにトッピングしたり、お肉料理の付け合わせに。
スープや炒め物に。
ペースト状にしてドレッシングやソースにするのもおすすめです。

古代エジプト時代から、世界三大美女でもあり絶世の美女といわれたクレオパトラも、アンチエイジングのために、美と健康を保つためにルッコラを食べていたと言われています。

女性にはとても美味しくて、おすすめなハーブです。

毎日の朝食に、体の中からきれいにしてくれるルッコラを取り入れてみてはいかがでしょう?

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