新生姜(ショウガ)でガリを作りましょう

今回は今が旬の新生姜(ショウガ)を使ってガリを作りましょう。

生姜(ショウガ)の特徴

生姜(ショウガ)は和のハーブの一種でありますが日本だけではなく、古代ローマ、インドのアーユルベーダー、中国の漢方医学などで食用や医薬品として使われてきた世界中で愛されているハーブ・スパイスです。

生姜には、ジンゲロール、ショウガオール、シネオール、クルクミン、ジンギロール、繊維質、アントシアニンなどの成分が含まれており、疲労回復、健胃、解毒、消炎作用、殺菌作用、抗酸化作用があるのが特徴です。

お寿司やお刺身などを食べる日本のお料理では、抗酸化作用・殺菌作用のある生姜は生姜(ショウガ)は、欠かせないスパイスとなっています。

私は生姜が大好きなので、毎日いろいろなお料理にいれて生姜を食べています。

新生姜(ショウガ)の旬は

5月頃に店頭で販売されている、きれいな色の生姜が新生姜です。

実は、それらはハウス栽培されたものであり、本来の地の新生姜(ショウガ)の旬は秋だそうです。

でも、夏に向けて爽やかな新生姜はぜひ食したいですね。

私は毎年この時期には、新生姜(ショウガ)を使ってお寿司屋さん出されるようなガリをたっぷり作ります。

新生姜(ショウガ)でガリを作りましょう


ガリとは、生姜を甘酢漬けにしたものをいいます。
お寿司にはガリは絶対に欠かせませんね。

<新生姜の作り方>

【材料】
・新生姜(ショウガ)
★甘酢
・酢店……1カップ
・砂糖……大さじ5
・塩……小さじ1/2
・ガラスの保存瓶
最近では市販のものも販売されていますが、お砂糖の量を調整して自分好みの甘酢で作れるのでおすすめです。

【作り方】
1.新生姜の下処理をします。
新鮮な新生姜(ショウガ)をよく洗いスプーンのへりを使って、新生姜の皮や傷んでいるところなどを削ぐようにむいていきます。
皮をむくとより白くきれいな新生姜になります。

2.新生姜をできるだけ薄く繊維に沿ってスライスしていきます。
新生姜の先のピンクの部分も一緒に漬け込むときれいなピンクのガリができあがります。
3.鍋にたっぷりのお湯を沸かし、スライスした生姜を1~2分茹でます。
4.ゆであがった新生姜にお塩を振りかけて混ぜ合わせて冷ましておきます。

5.鍋に甘酢の材料を鍋に入れて火にかけ砂糖が溶けて混ざり合ったら火を止めて冷まします。
6.煮沸消毒か食品用アルコール消毒をしたガラスの保存瓶に甘酢と水けを絞った新生姜を入れます。
7.新生姜がひたひたに漬かるように甘酢を加え、冷蔵庫で保管します。
1~2週間以降になると食べられます。

新生姜(ショウガ)で作ったガリは、きれいなピンク色にできあがりました。

ご飯の箸休めだけでなく、キュウリとガリの酢の物、炊き込みご飯、散らし寿司、巻きずし、稲荷ずしの具など、いろいろなお料理に使えます。

新生姜(ショウガ)が手に入るこの時期に、ぜひガリを手づくりしてみませんか。

 

関連記事